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【報告】第1回やまがたビブリオバトル【📚奥羽「本」戦🚃】@山形県立図書館 2024年8月12日(月祝)



ビブリオバトルとは

本の紹介をエンターテインメント化したイベント。発表者数人が、それぞれの紹介したい本について5分でプレゼンし、参加者との間で対話。全員のプレゼン後、参加者が「いちばん読んでみたい本」を投票で選び、表彰する。各地の公共図書館や学校などで行われている。

やまがたビブリオバトル実行委員会


報告

 8/12(月祝)に、「第1回やまがたビブリオ バトル【📚奥羽「本」戦🚃】」を山形県立図書館で開催しました。
 参加者はオンライン含め約20名。仙台や東京からもご参加いただきました。紹介された本を囲んで自由に語り合う時間も盛り上がりました。

当日の様子


今回の出場本

・仁尾智 猫短歌集 いまから猫のはなしをします
〔山形市立図書館に蔵書あり〕

・魚はエロい(瓜生知史 | 光文社新書)〔山形県立図書館に蔵書あり〕

・ナボコフの文学講義(ウラジーミル・ナボコフ)
〔東北芸術工科大学図書館に蔵書あり〕

 ・眠れる美女(川端康成)
〔東北芸術工科大学図書館に蔵書あり〕

 猫🐈と魚🐟と男👨‍🦲と女👩でした。

 終了後には早くも次回開催への期待や出場希望が……!
 次回が決まりましたらお知らせしますのでお楽しみに!


AIによる要約

開会の挨拶と進行説明

司会者が開会の挨拶を行い、ビブリオバトルのルールと進行について説明しました。発表者は5分間で持参した本を紹介し、その後に質疑応答の時間が設けられることが説明されました。最後に投票を行い、最多得票の本を優勝とすることが伝えられました。

第1発表者による本の紹介

最初の発表者は、猫の短歌集「今から猫の話をします」を紹介しました。この本は猫の保護活動をしている作者が、猫にまつわるエピソードを短歌にしたものです。発表者は、猫を飼っている人や自由気ままな人にとってこの本が心に響くだろうと述べました。いくつかの短歌を朗読し、猫との触れ合いから得られる幸せについて語りました。

第2発表者による本の紹介

2人目の発表者は、瓜生知史の「オールカラー版 魚はエロい」を紹介しました。この本は生物学的な視点から魚の生態を描いた作品で、ヒトとは次元の異なる魚の性や生殖に注目しています。発表者は、生物が好きな人におすすめの一冊だと述べました。バスの中で読むと面白いと提案し、作者の経歴についても触れました。

第3発表者による本の紹介

3人目の発表者は、ナボコフの「ナボコフ文学講義」を紹介しました。この本は作家ナボコフが大学で行った文学講義をまとめたものです。発表者は、ナボコフが最初に使った「ロリータ」という言葉の由来や、良い読者と良い作家の条件について解説しました。ナボコフの文学観を一部紹介しながら、この本を通して文学の本質に触れることができると述べました。

第4発表者による本の紹介

最後の発表者は、川端康成の「眠れる美女」を紹介しました。この作品には生々しい描写が多く含まれつつ、言葉の美しさも際立っています。発表者は、圧倒的な描写力と言葉の美しさがこの小説の魅力だと述べました。あらすじを一部紹介しながら、読後に残る強烈な印象について語りました。三島由紀夫による解説も素晴らしいと付け加えました。

質疑応答とブレイクタイム

発表者による本の紹介の後、質疑応答の時間が設けられました。参加者から発表者に対して質問がなされ、紹介された本についての対話が交わされました。その後、ブレイクタイムが挟まれ、参加者同士で自由に交流する時間が設けられました。

投票と優勝者の発表

ブレイクタイムの後、投票が行われました。集計の結果、最多得票は「今から猫の話をします」に決定しました。この本の紹介者には表彰状が贈られ、優勝の喜びの言葉が述べられました。最後に、次回の開催についても触れられました。

録音データをAI要約し、編集して作成


著者からメッセージ

 なお、X/Twitterで開催報告したところ、出場本『いまから猫のはなしをします』の著者の仁尾智さんが見つけてくださり、喜びのメッセージをいただきました!

 世界とつながるビブリオバトル。企画側も含め、今後ご参加・ご協力よろしくお願いします!


謝辞

 会場をお借りしました山形県立図書館さん、拡散いただきました山形若者支援コンシェルジュさん、ONE TOHOKUさんほかのみなさん、ありがとうございました。

2024.8.12...

Posted by 高橋 宜弘 on Monday, August 12, 2024



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