山本泰弘

CV https://researchmap.jp/reso2100 公共政策研究者 野生のコラムニスト 文語現代語訳者 〔プロジェクト〕 「引継書テンプレート」開発 成人式大改造!!Uターン促進的ビフォーアフター 自由民権現代研究会

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  • 読物語 ヨミモノガタリ

    読み物を紹介・布教する文章です。

  • 観物語 ミモノガタリ

    映像作品を布教します。

  • 仕事を引き継がナイト/引継書テンプレート

    働き方改革の盲点「業務引継ぎ」の特効薬として開発された「引継書テンプレート&記載例」について。役所勤めの公務員、会社勤めの企業人はじめ、ビジネスパーソン必見!

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【報告】第1回やまがたビブリオバトル【📚奥羽「本」戦🚃】@山形県立図書館 2024年8月12日(月祝)

ビブリオバトルとは 報告  8/12(月祝)に、「第1回やまがたビブリオ バトル【📚奥羽「本」戦🚃】」を山形県立図書館で開催しました。  参加者はオンライン含め約20名。仙台や東京からもご参加いただきました。紹介された本を囲んで自由に語り合う時間も盛り上がりました。 今回の出場本 ・仁尾智 猫短歌集 いまから猫のはなしをします 〔山形市立図書館に蔵書あり〕 ・魚はエロい(瓜生知史 | 光文社新書)〔山形県立図書館に蔵書あり〕 ・ナボコフの文学講義(ウラジーミル

    • 【#読物語:マンガ】「天地明察」(原作:冲方丁、画:槇えびし)

      「冬の夜にしみる『天地明察』」(2024-01-11 山形新聞)  テレビの時代劇と同じように、昔の時代を舞台にした物語のマンガ版は、当時の光景や人物をありありと映し出してくれる。  時代小説の名作「天地明察」も、巧みな画力でマンガ化されている。江戸時代前期に生きた天文学者《渋川春海(はるみ)》の生涯を描いた物語だ。  主人公は初め、改名前の《安井算哲》として登場する。彼は、若き囲碁の英才として幕府の高い地位を得るが、碁を打つだけの日々に疑問を深める。そんな折、副業として

      • 【#読物語:マンガ】「ばらかもん」(作:ヨシノサツキ)

         主人公は、東京で書道界のエリートコースを歩んでいた青年書道家・半田清舟(せいしゅう)。  自らの作品をめぐってある騒動を起こしてしまった彼は、不本意ながら長崎県の離島・五島列島に飛ばされることになる。  そこで一人静かに自らの書を究める日々を……と思いきや、地元の「ばらかもん」、つまり元気な子どもたちに大人たち、そして自然までもが彼の平穏を乱しにかかる。  何もかも思い通りにならないことにわめきながらも、彼はあれよあれよという間に地元民のペースに呑み込まれていくのであった

        • 【#観物語:映画】「荒野に希望の灯をともす」(故・中村哲医師のドキュメンタリー)

           夏が近づくにつれ、私たちが目にする田んぼには水が張られ、田植えがされ、苗は日に日に育っていく。これは、自然の恩恵と農家の努力のなせるわざだが、水路やダムで農業用水を供給するインフラを造り上げてきた先人たちのおかげでもある。  世界には戦乱や気候変動のため水が途絶え、農業ができなくなり困窮する人々が数多くいる。はるか彼方、アフガニスタンの地で人々を救うための用水路建設に生涯を捧げた日本人が、今は亡き中村哲医師だ。  映画「荒野に希望の灯をともす」は、1990年代から20年以

        • 【報告】第1回やまがたビブリオバトル【📚奥羽「本」戦🚃】@山形県立図書館 2024年8月12日(月祝)

        • 【#読物語:マンガ】「天地明察」(原作:冲方丁、画:槇えびし)

        • 【#読物語:マンガ】「ばらかもん」(作:ヨシノサツキ)

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        • 【現代語訳】植木枝盛
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        記事

          【開催案内】2024年8月12日(月祝)「やまがたビブリオバトル【奥羽「本」戦】」@山形県立図書館&Zoom

          開催情報5分間のプレゼンで「推し」の本を紹介し合う「ビブリオバトル」が、ついに山形にやって来る! いろんな本のおもしろさが語られるプレゼンを見に行こう! (プレゼンしたい人も募集中!) 日時: 8月12日(月祝)10:00-12:00 会場: 山形県立図書館 アクティブラーニングルーム ※駐車場割引あり ※オンライン(Zoom)参加可能:URL等は前日くらいに掲載します ↓こちらです URL https://us02web.zoom.us/j/83381738046 ミー

          【開催案内】2024年8月12日(月祝)「やまがたビブリオバトル【奥羽「本」戦】」@山形県立図書館&Zoom

          【#読物語:マンガ】「黒執事」サーカス編(作:枢やな)

           一世を風靡する芸能集団の背後にささやかれる非道の疑惑を暴くため潜入調査、やがて集団の総帥たる老人の真の姿と少年たちへの行いを目の当たりにする――。現代日本を予言したかのような物語が、「黒執事」サーカス編だ。  「黒執事」は、19世紀ヴィクトリア朝大英帝国が舞台の、重厚なサスペンスファンタジー。主人公は、「女王の番犬」の名を継ぐ少年貴族・シエルと、超人的な執事・セバスチャン。歴史上の出来事が各編の題材であり、その裏には悪魔や死神といった存在が暗躍していた――という世界観であ

          【#読物語:マンガ】「黒執事」サーカス編(作:枢やな)

          【#観物語:映画】「カンフー・ヨガ」(主演:ジャッキー・チェン)

           笑えるほうのカンフー映画のレジェンドが、ついにインド映画に参入。その名もズバリ、「カンフー・ヨガ」である。  本作でジャッキー・チェンが演じるのは、伝説の秘宝を追い求める考古学者《ジャック》。さすが、ハリウッド冒険映画をもリスペクトする世界のジャッキー、もはやこの時点で笑いを取りにきている。もちろんジャックはカンフーの達人である。  彼を失われた秘宝への冒険に導くのは、ヨガの達人の美女《アスミタ》。いいオッサ……いやナイスミドルなジャックの知的探求心と恋心はいざなわれ、

          【#観物語:映画】「カンフー・ヨガ」(主演:ジャッキー・チェン)

          【文字起こし】対談「仕事を引き継がナイト」@山形県庁16階ミーティングスペース「そららぼ」(2024年1月12日開催)

          【導入】山本泰弘:時刻は午後6時を回りました。お集まりのみなさま、一週間お仕事おつかれさまでした。MCを務めます山本泰弘です。どうぞよろしく。  今回のそららぼワクワクセミナーは、ラジオ番組のイメージで視聴者・参加者のみなさんからのコメントを拾いながらの進行にトライしていきます。ゲスト山本晃平さんに聞きたいことでも、今回のテーマ「業務引継ぎ」に関するエピソードでも、人助けのつもりで気楽に書き込んでください。みなさんのコメントが頼りです。  さて、私たちが配信スタジオとして

          【文字起こし】対談「仕事を引き継がナイト」@山形県庁16階ミーティングスペース「そららぼ」(2024年1月12日開催)

          【#観物語:TVドラマ】「天国に一番近い男」(主演:松岡昌宏(TOKIO)、陣内孝則)

           TOKIOといえば、今や日本の農林水産業界が誇るアイドルである。そのメンバー松岡昌宏さんの若々しい姿がまぶしい懐かしのトレンディードラマがある。「天国に一番近い男」だ。  舞台は1999年の東京。どこにでもいそうなダメダメな新人サラリーマン・甘粕(松岡昌宏)の前に、ある日突然「天使」を名乗るいかにも怪しいオッサン・天童(陣内孝則)が現れる。にわかに信じられないが彼は本物の天使であり、甘粕に「命題!」と称して突き付けるのは、「○○(無理難題)しなければ即死亡!!」というハチ

          【#観物語:TVドラマ】「天国に一番近い男」(主演:松岡昌宏(TOKIO)、陣内孝則)

          【寄稿】「『引継書テンプレート』で 年度末の業務引継ぎに備えよう」(2024-01-01 山形県職員新聞)

           お正月気分に水を差すようで恐縮ですが、年が明けると、年度末の人事異動と業務引継ぎがひたひたと迫ってきます……。  私たちが仕事をする上で引継ぎはとても重要なポイントのはずですが、「働き方改革」が叫ばれる世にあっても見過ごされているのが現実です。みなさんも、採用や異動の直後に「そもそも用語が意味不明」、「いつの間にか期限が過ぎてた!」と困惑した経験があるはず。世間で報じられる役所の不祥事の中には、引継ぎのミスが原因となったものも……。  そんな悪夢を予防し、後任者から感謝

          【寄稿】「『引継書テンプレート』で 年度末の業務引継ぎに備えよう」(2024-01-01 山形県職員新聞)

          【文字起こし】そららぼワクワク対談「本がみちびく にぎわい創出」@山形県庁16階ミーティングスペース「そららぼ」(2023年9月8日開催)

          【導入】山本:時刻は午後5時45分を少し回りました。お集まりのみなさま、1週間お仕事おつかれさまでした。今回MCを務めます山本泰弘です。どうぞよろしく。  今回の「そららぼワクワクセミナー」は、ラジオ番組のイメージで、視聴者・参加者のみなさんからのコメントを拾いながらの進行にトライしていきたいと思います。ゲスト加藤啓太さんに聞きたいことでも、今回のテーマに関するエピソードでも、人助けのつもりで気軽に書き込んでください。みなさんのコメントが頼りです。 【「そららぼ」紹介】

          【文字起こし】そららぼワクワク対談「本がみちびく にぎわい創出」@山形県庁16階ミーティングスペース「そららぼ」(2023年9月8日開催)

          【#読物語:本】柳澤寿男『戦場のタクト』

          「平和の音色、全ての人に」(2022-12-20 山形新聞)  年末の音楽といえば、ベートーヴェン「第九・歓喜の歌」。フランス革命後の時代に、階級を超えて全ての人々が同胞となる世を願って作られたといわれる。  クラシック音楽は、豊かな国の、富める人たちが、立派な楽器と会場で奏でるものだろうか。それはNOだ。私たちのそんなイメージとはかけ離れた現場に流れ着き、奇跡のようなコンサートを生んだ日本人指揮者がいる。その体験記が、『戦場のタクト』(柳澤寿男・著)だ。  時は200

          【#読物語:本】柳澤寿男『戦場のタクト』

          【投書】「偉人の教訓 現実に生かす」(2022-09-24山形新聞)

          【全文】  世を去った偉人に対し、時の政府がその功績をたたえて国葬を打診したが、遺族がそれを辞退した例がある。その偉人とは、医療衛生の改革者、フローレンス・ナイチンゲール。今から百年以上前のイギリスでのことだ。  昔の伝記では「負傷兵の看護に尽くした聖者」と描かれていたようだが、正確には、当時の劣悪な野戦病院で命を落とす兵士の死因の統計データを取り、感染症死が多いことを明らかにして軍に衛生状態を改善させた人物である。結果として兵士の死亡率は激減した。近年はこの統計学者として

          【投書】「偉人の教訓 現実に生かす」(2022-09-24山形新聞)

          【投書】「板垣退助に国を導く志」(2022-07-29山形新聞)

          【原文】  遊説中に襲撃された政治家といえば、明治の偉人・板垣退助が思い起こされる。「板垣死すとも自由は死せず」の名言で知られる(実際は一命を取り留めた)。  土佐藩(現在の高知県)出身の板垣退助は、戊辰戦争で幕府軍や東北諸藩と戦って手柄を挙げ、やがて新政府の重要人物となる。しかしその後の権力争いに敗れて地元の土佐に帰り、そこで巻き返しのため力を養うことになる。  当時、武力で新政府を攻撃する事件が続発した中、板垣はあくまで言論で戦う道を示した。「自由民権運動」である。国

          【投書】「板垣退助に国を導く志」(2022-07-29山形新聞)

          【#読物語:本】五十嵐立青『あなたのまちの政治は案外、あなたの力でも変えられる』

          「あなたが政治を変えられる」(2022-06-16 山形新聞)  地域の政治を、住民・生活者目線、特に若い世代の視点で伝える情報源はまだまだ少ないですが、その一つに『あなたのまちの政治は案外、あなたの力で変えられる』という本があります。  舞台は架空のまち「さつき市」。三十代で二人の子どもを育てる《香織》を主人公として、彼女が暮らしの中で体感する「まちの政策についての疑問やツッコミ」を、夫の《大輔》やママ友の《真由美》をはじめとした周囲の人たちとの会話形式で語っていきます

          【#読物語:本】五十嵐立青『あなたのまちの政治は案外、あなたの力でも変えられる』

          【寄稿】「ワーケーションで地方の教育支援を」(2022-06-20河北新報)

          【原文】  ワーク(仕事)とバケーション(休暇)を合わせた「ワーケーション」の概念が登場して久しい。それを実施したビジネスパーソンや企業の事例なども報じられているが、社会に普及したとは言えず、ワーケーション人口はごく少数にとどまる。また、多くの地域がこれによる滞在客を呼び込もうと狙っているが、その滞在地として選ばれるのは沖縄、南紀白浜、伊豆箱根などの有名リゾート地のみ、というのが現実ではないだろうか。このままではワーケーション市場は拡大せず、単なる一時期の流行りとして消えゆく

          【寄稿】「ワーケーションで地方の教育支援を」(2022-06-20河北新報)