低意識エンジニアマネージャのワークハック・マインド術
こんにちは。
ほぼリモートワークで仕事をしている低意識システムエンジニアです。
感染予防対策のリモートワークが広まったタイミング頃から、プロジェクトマネージャーとして任命されてチームマネジメントを行う機会が多くありました。
本記事ではプレイヤーからマネージャーにキャリアが変わる中で、僅かながらでも作業時間を捻出するために考えたことや、他の反面教師に実践してうまくいったことをまとめてみました。
・100点ではないヒト達に囲まれている環境の方
・リモートワークでのチームパフォーマンス低下で悩んでいる方
・解像度が高いワークハックを探している方
がメインターゲットになると思っています。何かの気づきや、そんな意識でも良いんだ、という安心に繋がれば嬉しいです。
◎ ワークハック編
・30分間の会議を20分間にする
「とりあえず30分で」と考えてるくらいの会議なのであれば、多くの場合は20分でもやれること変わらないです。そのくらいの温度感なら30分会議でも20分会議でも最後の7分で全部決まるので対して変わらないです。要点やヒアリングしたい点は事前に用意するように準備・依頼しておきましょう。30分だと1時間に2つしか会議出来ないですが、20分だと3回も会議できてお得です。
・リモートワークでも共同作業時間(相互監視時間)を設ける
リモートワークになってから気軽に質問できるタイミングが減ったと思ってます。不安なメンバほどそういう気軽な質問をして欲しいですし、様子を気にしたい気持ちがありますが、残念なことに自走できないヒトほど自発的な報告・相談は出来ません。その対策を仕組み側から介入すると、「質問へのハードルを下げるために、とりあえず通話や画面を繋ぎっぱなしの時間を日々作る」= 共同作業時間の実施に至りました。長さはあまり重要ではない感覚で、1日1時間~2時間ほどでも充分だと感じます。
共同作業時間の実施を始めてから、その時間を使って質問したり、課題を相談してくれるようになり、管理側の負担も軽減した感覚があります。
・FHD解像度のディスプレイを普段使いに持っておく
私はPCを使ってリモート会議ツールで資料を投影したり、アプリやサービスを自分の環境で操作を実演するときがあります。画面共有したときに「表示が小さいから拡大してくれ」と言われたり、後で「投影されたのとボタンのレイアウトが違う」って言われることがありました。メインで使っているディスプレイが4K解像度なのですが、高解像度の画面をそのままウィンドウ共有すると、投影相手が低解像度ディスプレイの場合はすごく小さく見えるようです。煩わしく感じたので、フルHDのモバイルモニターを購入して使うようにしています。比率も一般的な 16:9 のものにしています。
自分で資料みろよとかレスポンシブルデザインなんですけど‥?とかいろいろ言いたい気持ちは抑えて、非エンジニアスタックにも近いディスプレイがあると気付ける観点もあるかな、と思うことにしています。
・絵日記をつける
直属の上長が経営層と現場の中間のポジションです。どうやらその辺りのレイヤーの方は、通常の定型的な報告とは別に「わかりやすい進捗メモ」「現場の動きが分かりやすく見える何か」がどうやら好きらしい。という偏見を持っています。
ちょうどこの頃、「スマブラ」の 桜井政博 さんの YouTube動画で「日報のすすめ」という動画が投稿されていて、真似していました。
やってみた結果、味方に近い上長が見える位置に置いておくと勝手に見てくれます。通常の報告の話が通りやすくなったり、メンバの長期の体調不良とかを寛大に扱ってくれたり、裏での調整とかを良い感じにやっておいてくれたり、… などの、「普段の信頼形成による、めんどうくさい部分の省略」に繋がっている感覚があります。
あとで調査が捗ったり、営業資料にも使えたりでオススメです。
◎ マインド編
・休みたいときの表現を持っておく。
幸いに私の現場は比較的自由に休める風潮があります。ただ、サービスを提供する顧客へ休みたいときに言い出せず、休みが取れなくて悩む先輩後輩を見てきました。
休みたいから、と言うより「全社的に休み」「エスカレーションできない体制になる」とかの規模が大きい話に変換すると話が通りやすいなぁと思っています。私は「自社の年休推奨日で、全社的に休み」ってことに良くしてます。架空の建物停電、経営会議、出張も組み合わせて最強の連休を作り出そう。(※責任取れる範囲で行いましょう)
実際、気が散ったり充分な休養が取れていない状況で作業してもインシデントにつながりますし。ってくらいのマインドで仕事していきましょう。
・目上にも目下にも他部署にも聞くことに遠慮しない
わからないこと悩んだり、相手忙しいかな…とか これって一般的な話なのかな… とか考えても9割「自分で悩んでてもなんも進まない」ってオチになると思ってます。「相手の時間奪ってるかも…」とか考える時間が無駄なのでは、というマインドの方がいろいろとラクです。
エンジニアは皆さん性格良いので、分からないことを素直に聞くヒトを無下にすることなんてほとんどないです。ないはずです。
以上です。
また、考えたことや実践してうまくいったことが出てきたら追記していきます。