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『腸と筋肉の深い関係』筋トレの効果が出ないのは腸内細菌のせい?

今回のテーマは腸と筋肉の意外な関係性です。

筋トレをしていても筋肉がつきやすい人、つきにくい人がいますよね?
羨ましいですけど筋トレをしていなくても締まっている人もいます。

では何が違うのかというと、
腸内細菌の違いです。

腸内細菌のバランスによって筋肉のつき方に違いが出ると言われています。

つまり腸内細菌が乱れていると、
十分に筋トレ効果が得られず、筋肉がつきにくくなるのです。


では何を体に取り入れて腸内細菌を整えればいいのか気になりますよね?

それは海藻類です。

これは住む国によって特有の腸内細菌があります。
日本人にはのりなどの海藻を分解する酵素を持った腸内細菌の存在が認められています。

この腸内細菌を持っているのは、隣国の中国などを含めて世界で15%くらいなんです。

この特有の腸内細菌のおかげで日本人は海藻に含まれる「ポルフィラン」という
アミノ酸を分解して栄養に変えることができます。

あまりお肉を食べなくても、海藻類を食べることで筋肉を維持し、増やして健康寿命を得ることができます。


ではなぜ海藻類が筋肉の維持・増加をもたらしてくれるのか?
簡単に説明していきます。

まず最近注目されている『酪酸』と言われるものがあります。
これは酪酸菌と呼ばれる善玉の腸内細菌が作り出す短鎖脂肪酸の一種です。

この酪酸には筋肉を溶かす酵素の働きを阻止し、
加齢で筋肉が萎縮するのを抑えてくれる働きがあります。


つまり健康で長生きするためには筋肉を減らさないことが重要であり、
筋肉を増やして萎縮、減少を防ぐためには腸内に酪酸を増やすことが大切です。

日本人は酪酸が多い人ほど筋肉も多い。
なので腸内の酪酸菌の量と筋肉料が比例しているわけです。


そして日本人にとって酪酸を増やす食材が海藻なんです。

筋肉を増やすためには肉や魚、豆類、乳製品などでタンパク質を摂ることも大事ですが、
海藻類をしっかり食べて腸に酪酸を増やすという日本人に合った方法もあるので試すのも良いかと思います。


今回は腸内細菌と筋肉の関係についてお話ししました。
ダイエットしたい人、筋トレで筋肉をつけたい人は参考にして頂ければと思います。

今日も最後まで読んで頂きありがとうございました(^^)