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ホスピタリティがイノベーションに ー てっちゃん、てっちゃん、かねてっちゃん! #あなたの神戸をおしえて
タダノヒトミさんが、企画に私が寄稿した記事 をご紹介してくださいました。
ありがとうございます!
私の記事と一緒に紹介されていた、ある記事の画像が私の昔の記憶を呼び覚ましました。
「野菜フライ」の上に書かれた #カネテツ !
40年以上前です。私がまだ幼稚園にさえ通っていなかった頃。その頃の思い出として、ウチの親がよく語ること。「ハチマキ巻いてー」って懇願してな、歌ってたんやで、何遍も。
てっちゃん、てっちゃん、かねてっちゃん、ちくわとかまぼこちょうだいな。
へいへい、まいどー、ありがとさん!
そう、このねじりハチマキを親に懇願していたのです、「巻いてー」って。
当時の映像を見つけることができませんでしたが、この曲です。
家族が喜んでくれた、笑ってくれたのが嬉しかったのでしょう、ハチマキ巻いて何度もこの曲を歌いまくっていたんだそうです、幼き日の私。
てっちゃん、懐かしいなあ、って思ったら、すぐに検索してました。
そしたら、すぐに見つかりました。
歌詞が完全に披露されていますね。
そう、カネテツさんと言えば、中島らもさんでした。
破天荒の極み、みたいな人でしたが、一時期、朝日新聞の「明るい悩み相談室」は楽しみに読んでいた記憶があります。中身はまるっきり忘れてしまっていますが。
Wikipedia を見ると、立花だったのですね、らもさん。尼崎出身ということは以前から知ってましたが、立花かー、って。私が育ったのはめちゃ近所です。帰省の際に、時々降りるこの駅。らもさんを意識したことはなかったなあ。
この記事で強調したいのは、実はもう一つあって、ですね。
カネテツデリカフーズさんのWebサイトに驚かされたんです。
企業情報の、一番最初の、最上位の項目に「ホスピタリティ」というページを用意されていたことに。
「ホスピタリティ」という言葉は、訪れる人を気持ちよくさせることや、 モノやサービスが心地よさを与えることを意味しています。
いくら高級なホテルやレストランでも、そこにいることで「気持ちよさ」を感じるかどうか、 あるいは「気持よく過ごしてもらおう」という空気が感じられるかどうかです。
モノをつくる企業にも同じことがいえます。ただモノを作って売れるだけではもうだめです。
作るモノに、作り手の心を盛り込まねばなりません。
https://www.kanetetsu.com/company_hospitality/
めっちゃええこと、大事なことが書かれています。食品だけの話には留まらない、スゴくハートに刺さるメッセージでした。このメッセージを会社情報や経営理念よりも先に掲げるその姿勢が素敵だなあ、と。
いつも食べる人の幸せをイメージして
どこかのだれかのなにかを幸せにできたら。
全社員が同じ気持ちを持たねばなりません。
ネリモノをつくる私たちがチャレンジする、幸福のデザイン。
ネリバーサルデザイン カネテツデリカフーズ
https://www.kanetetsu.com/company_statement/
ネリバーサルデザイン。ダジャレやけどカッコええ。
ホスピタリティ、ネリバーサルデザインが生み出す商品は、やはり個性的です。
先日の記事 でこんなことを伝えました。
ちょっとしたホスピタリティが、もしかしたら、とても大事かもしれない。
ホスピタリティがイノベーションのきっかけ、源になる?!
カネテツデリカフーズさんのWebサイト、その製品、コンテンツを拝見して、それを感じました。
創業の地は西宮とのことですが、私がCMに出会った幼い頃には、既に神戸の会社だったようです。
一番最初の「わたしの神戸」は、”かねてっちゃん”だったのだろう、そんな発見がありました。
こんなにも色んな発見に導いてもらえて、タダノヒトミさんの #あなたの神戸をおしえて には、めちゃくちゃ感謝です。カネテツ 野菜フライの記事をつくられた、クリオネさんにも大感謝です。
ありがとうございました!!!
これも企画に参加したからこその効果・効能。これは!と感じた企画に参加してみることの魅力を体感できました。
神戸を再訪する日が、益々楽しみになってきました。
この記事を書き終えて、こんなツイートを見つけました。
noteは、書き手の視点から見て、書くことが楽しくなる、ラクになる機能改善が、細かく地道に数年に渡ってなされていて、とても学びがある。ユーザー視点を忘れずに丁寧にサービスを磨き続けるのって意外と難しいですよね。いつの間にか事業者視点からの最適化に走りがち。
— とくさん (@nori76) June 29, 2020
確かに、noteのカイゼン、その源、根っこには、ホスピタリティがあるのを感じます。だから、イノベーションが生まれてくるんだな、きっと。
noteで行われている「企画」もホスピタリティが成せるコト。そのホスピタリティが、きっとイノベーション、イノベーションと呼べずとも、新しい出会いや発見、気づきをつくりだしているのでしょう。ありがたいコトです!深く感謝です。