デンマークの玩具メーカー #LEGO の本を読みました。
本を読む前、デンマークの会社であること、非上場なのに決算発表していること、そうしたことを全然知りませんでした。
1デンマーク クローネは 約17.5円 です。なんか、ハウマッチみたいや。
上記の推移の通り、高い収益を実現、財務もガッチリめなレゴ。
1990年代には経営が行き詰まった、と。そこで改革。2002年12月期に当時の最高益を達成。
2004年12月期は2期連続の赤字。自己資本比率は5.9%まで低下した、と。
そこで抜擢されたのがクヌッドストープ氏。当時、35歳。
ここで問い直されたのが、レゴの「価値」だったそうです。
2006年12月期には改革の効果が数字にも表れた、と。
クヌッドストープ氏のインタビューも本に載せられています。非常に印象深い内容のインタビューですが、その中で特にグッと来たのがこのコメントです。
「存在意義」「問い直す」
何度も問いかけることが進歩、改善を創り出すことにつながっていく。疑問や好奇心が大切ですね。
マネックスさん、そんな買収やってたの? と昨日、つながりました。
「レゴシリアスプレイ」を紹介した第7章 「企業の戦略策定にもレゴ」も非常に興味深い内容でした。
最後の解説「価値を生み続ける会社の条件」は、本の内容、要所が見事にまとめられていました。
エキサイティングな読書体験となりました。
本を買ったきっかけは↑のツイートです。奥村さんに感謝ですね。