8月も後半になり秋を感じるようになってきました 京都のタクシー業界は一時期の観光ラッシュよりは落ち着いたように感じます だけど、それと売り上げとは別問題 最近、特にお客様を見つけるのが下手すぎる自分に気付く 仲良くなった先輩達の売り上げを聞くと愕然とした まさか、自分とそんなに違うとは、、、 もちろん経験の差と言ってしまえば仕方ない それにしても給料30万も違うとショックはデカい いつか、そんな頃もあったよな〜と笑える日が来るのだろうか、、、？
タクドラをしていると色んな一期一会がある。 金持ちもいれば貧乏もいる。どちらかと言えばタクシーを利用するのだから、金持ちの方が多いようなイメージもあるが、時間的な都合でどうしても利用しなければいけない人もいるのは仕方ない。 最近出会ったお客様で京都の優良地でどデカい一軒家を構えてあり、近くの有名ホテルまでお送りした時の話。 お母様(70〜80代)と娘(40〜50代) 孫の大学(獣医)の授業料が1000万で高いと言う娘 それを聞いたお母様が『明日、京都銀行でそれくらい
文章で語り尽くせないので音声にしました。 一期一会って本当に楽しいですね
京都のタクシーは観光客がメインと思われがちだが、実はそうではない。 地元の御高齢者の方々も実は多い。 だから、そんなに長距離でメーターを出す事も少ない。体感なんだけど1万円以上出す事なんて殆どない では、どういうスタイルで稼げば効率が良いか？と言われると数を取るか、効率よく中単価を狙うという事。 私の場合、そんなに無理をしてガッツリ頑張りたく無い人は後者を狙う。 人が集まりやすく流れやすい場所と言う事だ。 ではソレはどこかと言うと、、、メインは観光地、病院、駅が私
さて、タクシードライバーとしての体験記を書いていきたいと思います。 特に京都での営業ですのでご興味のある方だけ読んで下さいませ。 ちなみにですが、ガッツリお給料の話などは『底辺と謳われた仕事』で書いておりますので是非そちらを読んで下さいませ✨ では、本題に入りま〜す✨ ※ここでの話はリアル体験記になりますが、フィクションも織り交ぜておりますので御了承下さいませ🙏 さて、京都は祇園祭も一段楽(まだ終わってませんが)して、落ち着きを取り戻し始めましたが、まだ交通規制があ
『タクシーって今けっこう儲かるって聞いたけど、どれくらい収入あるの？』 普通に運転していてよくズカズカと聞かれるんだけど、、、 一言だけ言わせて 第8話『タクシーの仕事なめるなよ』 すみません、先に言っておきますが、今回の話はいつもより長いです笑 このタイトルで書き始めた時から、この部分を強調したくてずっと執筆してきました まず、働く場所や環境にもよりますが、タクシーで年収1000万稼いでる人もいます これは紛れも無い事実です かと言って、それが簡単なのか？って言わ
初めての給料って覚えてますか？ 第7話『まともな給料』 私が前職の介護職で貰っていたお給料は毎月手取りで25万円 昇給もなく、それを8年間過ごして来た しかも、景気が良い時は多少のボーナスもあったけど流行病の後から徐々に少なくなり、最後には寸志もなくなった 今思えばエゲツない 出来れば過去に戻ってタクシーの仕事を勧めてあげたいくらいだ タクシー業界の給料体系も会社によっては様々あるけど、私の会社は基本給と運賃で稼いだ分から諸々の経費を引いて分配される一時金が毎月もらえ
デビュー初日 今思えばとても良い経験だったのかも知れないが… 第6話『始末書』 会社からの無線連絡で目的地は近くのクリニック 連絡には"駐車場で出やすい様にして待機" ん？駐車場で待たなければいけないのか？？ 道路沿いじゃダメ？ デビューしたての私にはそんな疑問を持つ事もなく、書いてある通りに駐車場に入る せ、狭すぎる。。。しかも車がいっぱいで切り返しが出来るスペースがない 今の私なら落ち着いて対応するだろう ただ、デビュー初日でトランス状態の私に冷静な判断など出来る
不安しかない状態でのデビュー まだ京都の通り名さえ覚えていない そんな状況で本当に稼ぐ事なんて出来るのだろうか？ 第5話『問答無用のデビューです』 研修期間が済んで、不安な人は自信がつくまで研修します！なんて求人には書いていたのに、、、。まぁ、鵜呑みにしてはいけない むしろ私にはデビューが好都合 研修中はアプリマップをろくに使わせてもらえなかったので不安だったが、これでいつでも調べられる そして、ついにデビュー当日 緊張と興奮しかない中で、私は1人で旅に出た 今思え
タクシーってどんな仕事？と聞かれたら。今の私ならこう答える。『運ゲー』だと 第4話『地獄のルート研修』 ハッキリ言ってしまうと、私は面接の時からタクシーなんて簡単に稼げるものだと侮っていた 京都の『き』の字も知らないド素人が数ヶ月で月収50万なんて余裕だと思い込んでいたが ……とんでもない誤算だった 入社してすぐに研修が始まった 予想通りＫさんは年齢に関係なくストレートに試験も合格し、そこに居た 大した人だ……完全に負けた まぁ、それは仕方ないとして(勉強してな
第3話『2種免許教習』 面接の採用が決まると直ぐに会社から『3日後の日曜日から教習所行ける？』と連絡があり、私は『行けます！』と即答した とにかく会社が決まったからには早く働いて給料を稼がなければならない もちろん会社からは教習中も日給として手当が支給される(日給7000円程度)とは聞いていたが、そんなものはアテに出来ない 私はD教習所と言う所に入校した この辺り、リアルな名前で書いても問題はないと思うのだが、とりあえず誤魔化しておく事にする笑 こちらで丸々1週間続け
第2話『タクシー面接』 今考えると恐ろしく仕事を舐めていた オッサンが出来る仕事なんだから誰でも採用されるものだと思い、最初の面接では長髪の私服で行ってしまった まぁ、これは面接と言うより見学会だったのでそのまま面接の流れになるとは思ってもなかった そこの会社は介護にも力を入れていて、病院への送迎があって、お客様を取れない事はないと言う話だったが、今思うとそのお客様だけを送迎して食べていけるはずもなく、結局は長い時間働いて客を取れと言う事である ただ、給料が度肝を抜
いや、マジで。。。 44歳の誕生日を無職で迎えるなんて想像もしていなかった 手取り給料25万の介護職。不況でボーナスさえ貰えない仕事だったけど、まさか自分がそんな会社からクビ宣告を受けるなんて。。。 住宅ローン、子供達の教育費、生きていく為のお金。 この先の事を色々と考えただけで42たくなる そんな絶望の最中 私は第二の人生に全てを賭けて新しい仕事を選んだ ……そう、それは世間では『底辺の仕事』と謳われたアノ仕事だった、、、。 第1話『タクシードライバーになるわ
