見出し画像

蝋燭と祭と満月と

前回のブログはこちら。

ウボン名物クワイジャップも食べ、お腹が満たされたところでウボン在住の方からお誘いいただきキャンドルフェスティバルに行くことに。

キャンドルフェスティバルは、
スリンの象祭り、スコータイのロイクラトンと並んで、タイ三大祭の1つと言われています。

この歴史あるお祭りには去年も参加していて、蝋でできた彫刻がライトアップされ、伝統舞踊とともにパレードする姿がとても印象的でした。

今年は残念ながらコロナの影響でパレードは行われませんでしたが、展示された蝋の彫刻を間近で見ることができ、彫刻の迫力や細部まで繊細にこだわっていることを知ることができたので去年とは違う楽しさを味わうことができました。

画像1

今回特にハマったのが、

「蝋彫刻造り体験」

これは本当に3日ぐらいやってもいいぐらいに熱中。

子供達に教えてもらったりもしながら、地元の人達に混ざってみんなでただただ黙々と型抜き。

画像2

画像4

実際に間近で彫刻を見た後に、その一部となる蝋を造る。これがどのパーツで、どんな形で飾られるのか。そんなことをイメージしながら彫っていったことで、この歴史ある仏教行事に自分自身も参加しているという気持ちが増したように感じました。

どんな彫刻を作ろうとしているか。作品にどんな想いがあるのか。そこを知ることで関わる人の熱を実際に肌で感じられたこと。
何も知らずにやった型抜きと彫刻を見てからやった型抜きとでは、そこに対する思い入れは全然違っていたんだろうなと思います。

そして作り手はみんながイメージしたものの一歩上を行くようなものを作ることで感動を生むのかもしれないなとも思いました。

機械でも型抜きは出来そうなものですが、祭の1ヶ月以上前から街の人達が手作業で蝋の彫刻を作っていく過程から既にキャンドルフェスティバルなんだということ知ることができました。

ウボンの文化、タイの文化を感じられたこと。
そしてそれを繋いで行く人達の姿を見れたこと。
今回の旅でまた一段とウボンが好きになり、タイが好きになりました。

次回は、ついに最終話。
最後の最後までウボンを満喫し、再びウボンを後にすることに。涙なしでは語れない感動ストーリーになっています。

画像3

ではまた。

“ It’s up to you “

Renshi

いいなと思ったら応援しよう!

Renshi (山口廉史) 🇮🇩
サポートは、サッカーを通じての挑戦に使わせていただきたいと思っています。