🎼バロック音楽時代。マリア・テレジアも好んで食べた薄い生地のリンゴのお菓子を作りました♪
聴くクラシック音楽入門では、1600年から1750年までのバロック音楽をお話ししてきました(マガジンにまとめております)
バロック音楽は、ドイツを中心に器楽曲が作られていきましたので、今回はそのドイツのお菓子が作りたいなぁ~と。
そしてリンゴの季節。リンゴがたくさん出ているので、リンゴも使って🍎
シャリシャリと瑞々しいリンゴをそのままというのもいいですし、リンゴを甘く煮て、アップルパイやリンゴジャムなどにしても美味しいですね。
そのアップルパイにも少し似ているお菓子を、今回は作りました。
Apfelstrudel(アプフェルシュトゥルーデル)。
シュトゥルーデルとは、渦、渦巻の意味です。シュトゥルーデルは16世紀の頃は何枚も生地を重ねて焼いていましたが、18世紀になってから現代のように薄くのばし、詰め物をして焼くようになっていきました。
シュトゥルーデル生地は「新聞の上に置いた時に、生地を通して新聞が読めるくらい薄いこと」であり、起源はアラビアにあるとされています。
ハンガリーからウィーンに伝わり広がったとされるアプフェルシュトゥルーデルは、1696年の手書きのレシピが残っているようです。
かのマリア・テレジアも好んで食べていたと言われており、演奏を聴きながらもこのリンゴと薄い生地を楽しんでいたのではないでしょうか?
さて、作るときは一からということで、材料はこのような感じです。
あとは粉類もあります。
粉類をこねて、丸めて30分ほど寝かします。
フィリングと呼ばれる中に詰めるのはリンゴ、アーモンド、レーズン✨
砂糖をまぶしてしばらく置いておきます。これを火にかけるとすぐに、甘煮が出来上がりますが、原始的な方法でかき混ぜて置いておくだけに。
そして、寝かしてあった生地は新聞がみえるくらいの薄さに。。。
今回はオーブンシートが透けるくらいにのばしました😆
そして、砂糖をふりかけておいたフィリングと、バターで炒めたパン粉、半分に割ったアーモンドをのせて、包みます。
クルクルっと巻きたかったけれど、フィリングが重めだったので、包むようにしました🌈
200℃のオーブンで60分ほど焼いて出来上がり🎉💕
皮はパリっと中はしっとりと、でもバターパン粉のサクサク、アーモンドのザクザク感も楽しめます🐰
ということで、バロック音楽時代にマリア・テレジアも好んだリンゴのお菓子を作ってみました。
マリア・テレジアが女帝になった時に活躍していたヨハン・ヨーゼフ・フックスの曲もご一緒にお聴き下さいませ🍀
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