フランス菓子【ガレット・デ・ロワ】を作りました♥
ガレット・デ・ロワ(仏: galette des rois)は、公現祭(エピファニーというキリストの祝日)の日に食べるフランスの菓子です♥
stand.fmにて収録もしておりますのでよろしければお聴きくださいませ🎙️
フランス語でGaletteは「円盤状のお菓子」、Roiは「王様」を意味し、フランス語で「ロワ・マージュ」(rois mages)と呼ばれる東方の三博士から成り立っています🎵
中にはフェーブというものが入っています。
このフェーブはフランス語で「空豆」を意味し、昔は本物の空豆をお菓子の中に入れていたそうですが、現在では陶器の人形が一般的です🐦️
フランスの地方ごとに少しずつ異なりますが、最も一般的なものは、折りパイにクレーム・フランジパーヌとフェーヴを入れて上に紙の王冠をのせます💡
クレーム・フランジパーヌとは、アーモンドクリームにカスタードクリームを混ぜたものです。
公現節(1月6日)に家族で切り分けて食べて、フェーヴが当たった人は王冠を被り、祝福を受け、幸運が1年間継続するといわれています。
また、ガレット・デ・ロワと同じ外見のピティヴィエというフランスのロワレ地方の伝統菓子がありますが、中のクリームに違いがあります💡
ピティヴィエの方は中のクリームがアーモンドクリームのみ、ガレットデロワの方はアーモンドクリームとカスタードクリームを混ぜたクレーム・フランジパーヌです。
フランスにおいて、1月に出回るガレット・デ・ロワの中にはアーモンドクリームだけでフェーブが入ったものもあり、現在は区別があまりなされていないようです🎵
さて、今回はクレーム・フランジパーヌを入れるため、アーモンドクリームとカスタードクリームを作りました✨
生地はパイシートにしました🎵
まずは、カスタードクリームから🐥
卵に粉糖やコーンスターチを加えて混ぜます。
バニラビーンズを入れて温めた牛乳と合わせます。
アーモンドクリームも別工程で作ります✨
卵に、グラニュー糖やアーモンドプードルを加えて混ぜます🎵
冷やしたカスタードクリームとアーモンドクリームを合わせてフランジパーヌの出来上がり🎀
生地で挟み、帽子のように丸く切り取り、模様をつけます👒
模様も様々あります🐨
・月桂樹(葉っぱ模様)
意味「勝利」
・太陽(渦巻き模様)
意味「生命力」
・麦の穂(矢羽模様)
意味「豊穣」
・ひまわり(格子模様)
意味「栄光」
今までに月桂樹と太陽の模様を描いていて、今回も月桂樹にしました👑
フェーブとアップルティーを添えて🍎
中に、赤いクマのフェーブを入れました🐻
フェーブが出てくるのが楽しみです✨
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