本の感想15『不合理な地球人』ハワード・S・ダンフォード
これは、「人間という不合理な生き物」が住む地球に超合理的な宇宙人がやってきて、人間を不思議がっていくというストーリーの行動経済学の本。
行動経済学は、人間の不合理さや心理的な面を加味する経済学のとこ。比較的新しい学問だ。たしかに経済学の本を読んでると、「人間はこんな行動取らないだろ」と思うところがちらほらあるし、「それは頭では分かってるんだけど」というのが良くある。
経済学上での人間は、誰しもある程度パーフェクトに合理的な選択を取る前提だ。しかし実際、人間はそんなに上手く