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はじめの一歩#15 マーケティング理論「親近感・具体性」

みなさん、こんにちは!
少し投稿が空きましたが、すっかり季節は秋に突入しましたね。
個人的には、1年ほど新しい環境に身を置くため習慣作りに苦戦するかなと思いますが、noteの投稿テーマなど工夫していきながら細く長く継続したいなと思っています。
 「学びの活用」に共感していていただける方は、気長にお付き合いいただけると嬉しいです。

さて、本題に入ります。

もうすでに読了された方もいらっしゃるかと思います。
そういった方には「復習と実践」を目的に読んでいただければ幸いです。
初めての方も、何度読んでもいい書籍ですのでぜひ参考にしてみてください。

目次
21.単純明快さ
22.罪悪感
23.具体性
24.親近感

25.パターンニング

今回のトリガーは、日頃頻繁に活用できるものです。
職業柄、マーケティング(市場分析)に触れる機会が多く自社サービスの認知度を高める行動に注力しています。
そんな場面で非常に重要な心理的トリガーです。
ご自身の日頃のビジネスシーン・生活場面などと照らし合わせながら考えてみてください。

―テーマのポイント
~具体性~
■ このトリガーでいう「具体性」とは、お客様に説明やコメントをする際には、具体的であるべきだという意味合いで用いられている。
■ 伝え方の順序は「結論⇒根拠⇒具体例」が前提での話。
■ 具体的に示す狙いは「お客様に信頼感を与える」為にある。何を具体的にすべきかはよくよく顧客目線になって考えてから話を組み立てること。
■ 一般的でかつ曖昧な意見・情報を大量に伝えることはマイナス効果である。信憑性・リアリティがある具体的事実を嘘偽りなくコメントする。
■ 上記前提をクリアした具体的なコメントは、相手に「精通したプロ」だと感じてもらう機会となる。そうすることで信用や信頼が確実に積み上がる。
■ 人は一般的に、広告に対して非常に用心深く、言っていることをほとんど信じていない事を理解しておく。だからこそ信憑性・リアリティが重要になる。
■ 具体性のあるコメントや広告メッセージを実践する為に、日頃から事実や物事を調べる癖を持つこと。細部にこだわり深い理解と体感を得るようにしてみる。

~親近感~
■ 人の購買動機として、親近感を持っているかどうかは想像以上に大きな心理的影響を与えている。
■ 人はブランドネームや商品、または商品を販売している会社になじみがあると「セールスに対して聞く耳」を持ち提案を受け入れて買おうとする。
■ 単純接触効果とも言い換えることができるが、人の潜在意識にいかに印象を残し、いざという時に「ふと頭をよぎる」ような相手側との接点を多く持てるかが重要。行動事例は、業種や人によりさまざまである。
■ 親近感の共通ポイントは、「身近で、不快なく、好印象」の存在としていられるかどうか?という点である。

☆考察・まとめ
具体性のトリガーをまとめるにあたって
「何を具体的にすべきか??」は相手がいて初めて最終的には決まることだなと再認識しました。もちろん「相手を想像し、何を具体的に伝えると効果的か?」は事前準備(想像力を働かせる)が必要だと思います。
しかしながら、具体的に話す目的を見失い「良かれと思って、相手が望んでいない具体的情報」を話してしまうプレゼンター・セールスマンなどは多いと思います。
具体的に話す目的は
「その物事の情報に対するコメントに、相手方が信頼・信用を抱く」ことにありますから、
具体的情報が豊富= 親切・丁寧 ⇒ 信頼 となるかは必ずしも正しいとは言い切れない
と考えておく方が、対話も上手くいくのではないかなと思います。

次に、親近感に関しては
「ふと、頭によぎった時笑みがこぼれる存在になる」というのが一番しっくりくる表現かなと個人的には思いました。
その為にも、
「自分自身・自社ブランド・自社商品がどんなイメージでありたいか」
を事前に固めておくことはさらに重要だと思いました。
「自己分析・自社分析・商品研究」をしてブランディング戦略を立てておくことの大切さをこのテーマで感じることができました。

人気作品(ワンピースや鬼滅の刃 など多数)は
「キャラ設定」に相当時間と労力を注ぐのだそうです。それがしっかりしていると「キャラクターが勝手に動き出す(ストーリー展開を自走する)現象」が起こり一躍大ヒットとなるのだそうです。

自身が何者であるか?(自身は、自社・自社商品と置き換えることができる)ということに対して「まずは自分自身が深く考察し、理解すること」が根底の条件として重要だと思います。

次回は、25.パターンニング 26.期待感 を予定しております。
尚、シュガーマンのマーケティング理論考察は
10月末までに全パターンをご紹介する予定です!

いつも、最後までご覧いただきありがとうございます。



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