ブロッコリーとエビの炒め ジュラのコスパ抜群スパークリング
会社帰りにスーパーで夜ご飯を購入。仕事を上がるのが遅くなりそう、或いは早く上がっても飲んで帰るかなと思っていたので、夕飯の準備はスキップしてもらっていた。が、予想が外れ、金夜に予定より早めに上がることとなり、帰り道のスーパーの惣菜コーナーで、じっくりと晩酌のお供を選ぶ。
中華飯店の惣菜コーナーで目に入ったのがブロッコリーとエビの炒め。スーパーが閉店時間近かったので498円が半額に。迷わずレジかごに投入。
具材はプリプリのエビ、シャキシャキ感を残したブロッコリー、コリコリと心地よい食感のきくらげにマッシュルーム。ニンジン、タケノコ。食感の楽しさもこの惣菜の魅力。そしてこれだけの材料を自分で買って調理すると手間とコストがかかるのでありがたい。八角系、オリエンタルなスパイスが様々な具材に絡み、味覚を多面的に刺激。合わせたのはフランス ジュラ地方のスパークリングワイン。シャルドネも入っているがややマイナーな品種を複数種ブレンドしたもの。ジューシーで果実味にグリップあり、そしてふっくらとした瓶内二次発酵らしさ、奥行きのある香りもあり。これで2,000円ちょっととは信じられないコスパ。
ミッシェル・ティソ・エ・フィス, クレマン・ド・ジュラ, ブリュット, 12%, 2,057円
MICHEL TISSOT & FILS, CREMANT DU JURA BRUT NV
アイレン、マカブー、シャルドネ、ユニ・ブラン、コロンバールのブレンド。
香りにはリンゴ、グレープフルーツ、ライムの親しみのある果実香に微かにブリオッシュとほしわらやスパイシーなヒント、白い花のフラワリーなタッチも含まれ複雑。
味わいにはジューシーでややシンプルなあたり、ほのかな甘みを含む親しみのあるアタックから、キュッとした酸味に続いて垢抜けないビターなタッチがしっとり残り、やや強めのドライフィニッシュ。いつもと違う刺激の欲しい方にオススメのスパークリング。
ブロッコリーとエビの炒めにワインを合わせる。エビのほのかに土っぽいフレーバーが、ワインのどこか垢抜けないほしわらの香りに調和。キクラゲやマッシュルームとの共鳴は期待を超えなかったが、タケノコの味わいに絶妙に調和。中華風の八角のスパイスへの調和が心地よい。ワインのジューシーで少し力のある酒質も、中華のスパイスにバランス。相性: ★★★★☆