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ガストでもワイン グラス白ワイン220円に焼きたて明太トーストとシラスと九条ネギの出汁醤油バターパスタ

先日のゴールデンウィーク中、ガストでファミリーランチ。親戚やその子供たちも一緒に。人数も多くにぎやかなとき、ファミリーレストランの存在がありがたい。
妻の親も一緒で、一緒に遠慮なくビールで乾杯。何度も注文するのは手間かなと思い、私はビールと一緒に最初からグラス白ワインも注文しておいた。いくらゴールデンウイークとはいえ、ランチスタートと同時に2杯注文はちょっと引かれたかもしれない。白ワインは嬉しいなみなみサービス。

先日、バーミヤンでも週末ランチワインをしたが、同じくスカイラークグループのガストでも提供されるワインは同じ生産者のイタリアワイン。イタリア地図のかかとの部分、プーリア州で造られる。南イタリアらしく、赤も白も快活な果実味溢れる愛らしい一杯。

サンタ・カンパネラ, ビアンコ, イタリア, プーリア, グラスワイン提供価格200円)

リンゴ、グレープフルーツの明るくて弾けるような陽気な果実味。よく冷えた状態でのサービングで酸味もキュッと感じられて、カジュアルなランチにぴったり。

私はシラスと九条ネギの出汁醤油バターパスタを注文(800円)。パスタを待つ間、みんなでシェアしようと頼んだ“焼きたて明太トースト”をつまむ(350円)。

これがグラス白ワインと素晴らしい相性。カリッとしたこうばしいパンに塗られた明太子の塩味と辛味、穏やかに感じる魚卵のコクに、ワインの快活で朗らかな果実味が絶妙に調和。明太バケット350円とグラスワイン200円の計550円で、素晴らしきおつまみエンターテイメント。バケットをかじりつつ、200円ワインをおかわりして、しばらく居座れてしまいそうだ。四つ星が迷う好相性。相性: ★★★☆☆

続いてやってきたシラスと九条ネギの出汁醤油バターパスタ。

生パスタで、やや太めのつくりでコシ強い。シラスとネギの量はやや控えめか。コシの強いパスタを噛みしめていくとトッピングの風味がジンワリと、ちょうどよく広がる。炒めてとしっとりと甘くなった九条ネギが、奥ゆかしいしっとりとしたお出汁にちょうど良い塩梅。口内でシラスの磯の香りが穏やかに立ち上がる。ワインに合わせると、その突き抜けた明るさの果実味が、出汁の奥ゆかしい旨味とはリズムがなかなか調和しない。ケンカはしないが風味の高め合いにも至らないか。相性: ★★★☆☆

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