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#Design
クラウドベースの協働作業・スモールスタート・データの転用可能性について|「BIM1000本ノック──BIMに対する解像度を上げるために」
建築を情報の観点から再定義しその体系化を目指す建築情報学会。その立ち上げのための準備会議が開催されている。 建築情報学会の準備会議の第2回は「BIM(Building Information Modeling)」を対象にして開催された. 建築設計における新しいワークフローとして登場したBIMだが,こういう企画が催されるということは,その浸透度はまだそこまでの段階ではないのだろう. 仕事柄,設計者から設計上でのBIMの利用についての話を聞くときには3Dの高精度なモデルでのシ
スキン&フレーム(屍体標本系),インテグレーション(ノンヒエラルキー系),セクション・ディスプレイ(素材転倒系),スワッピング(部材転倒系)─隈研吾氏の建築から
役得な仕事で建築家の松島潤平さんのレクチャーを拝聴したので,ログ.内容としては,5月11日に『建築と「もの」』というレクチャーで行ったものと同様とのことなので,下記のURLにすべてまとめられている(こういうの素晴らしい!).というわけで個人的に気になったところだけざっくりと. 松島潤平氏は、建築家・隈研吾氏の事務所出身。 レクチャーのスタートは自身の隈建築カテゴライズを披露した上で、自身の作品へと繋げていた。自身が勤めていた事務所でのつくり方を思想的に深化させた上で、自身の
ジェイコブズから学ぶ─『ジェイン・ジェイコブズ:ニューヨーク都市計画革命』公開記念トークイベント(五十嵐太郎× 山崎亮)レポート
4/28(土)より公開となった映画『ジェイン・ジェイコブズ:ニューヨーク都市計画革命』。公開を記念して「ジェイコブズの視点から読み解く日本のまちづくりの今とこれから」と題して五十嵐太郎さん(建築史・建築批評家)と山崎亮さん(コミュニティデザイナー)によるトークイベントを行いました。本記事ではその模様をお伝えします。 左:五十嵐太郎氏 右:山崎亮氏 目次 ●ジェイコブズの声、話し方、振る舞い ●時代の要請者、ロバート・モーゼス ●「汚いから取り除いて新しくすればいい」を否定
閉鎖系建築家と開放系建築家 ─ 特集/「環境住宅」その先へ 地球と共存する住まいのアイデア─『住宅特集』2018年4月号月評
『新建築住宅特集』では、毎月、さまざまな作品や論考、記事を掲載し、広い射程をもって住宅から明日を拓く建築の可能性を伝え記録しています。しかし重要なことは、議論の場をつくることにあります。限られた誌幅の中で示されたものから何を考えていくべきか、それぞれの読み解きや発見を共有し、建築を取り巻く多くの事象や環境と共に議論を重ねること。この座談月評は、その場を広げていくことを目的に掲載します。2018年1~12月号は、西沢大良さん、吉村靖孝さん、西澤徹夫さんを評者として、1年を通して