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邪馬台国阿波説が元気ですね

このところニュースでよく見かけるのが「邪馬台国阿波説」。
「徳島説」や「四国説」とも呼ばれているが、noteでもちらほら記事を見かけるようになった。
きっかけは徳島商工会議所青年部が製作した映画「少女H」のようだ。

「少女H」は、主人公の女子高生が日本史のレポートを提出するため、他の2人と若杉山遺跡などを訪れ、卑弥呼と徳島との関係などについて探るというストーリー。卑弥呼やHISTORYにちなんで「H」とした。

読売新聞オンライン2022.01.31より転載

徳島県内や東京で上映されたのに続きYouTubeでも公開すると、約9万回再生され、歴史系ユーチューバーも飛びついたという。
最近は愛媛大学の客員教授や徳島県知事まで巻き込んで、「街おこし」の一環として盛り上げようとしていると見た。
 ♪踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々ー
ということなんでしょう。

阿波説の根拠には、個人的に「?」のつく部分もあります。
されど、多くの考古学者がいまだ纏向説の鳥籠に囚われている中で、草の根レベルで情報を発信し、新たな話題を提供してくれるのは学界にとってもいい刺激になると思う。

近江説も、来年はもっと盛り上げたいところです…。

★見出しの画像は、zenpakuさんの「阿波踊り」を使わせていただきました。ありがとうございます。

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