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物欲がないのが悩みだったけれども。

昨日は国際女性の日でしたね。

日本ではお祝いした記憶が全くありませんが、ベトナム含め諸外国ではしっかりと祝われているようです。

昨日はホーチミンの町中のスイーツ屋さんや雑貨屋さん、そしてお花屋さんに、男性が群がっていました。お世話になっている女性、愛する女性、家族に贈るためでしょう。
日本ももっと、日頃から家事に育児に仕事に頑張っている女性に感謝を表せるような風土になると良いなと思ったり。

そんな我が家も、ちょっと良いお肉(シャトーブリアン♪)を食卓に迎えて夕飯に美味しくいただきました。夫もちゃっかり食べていましたけどね!


前置きが長くなりましたが、ここ数年、誕生日やクリスマスなどのお祝いごとがあるたびに、私は自分が物欲がほとんどないんだな、という事実に直面してきました。

お茶碗が足りないから買わなきゃ、とか、玄関マットがそろそろ買い替えどきだ、とか。家のことは思いつくのですが、自分用のプレゼントとなると全く何も思いつきません。

これは、もしかして私、自分が欲しいものがわからないほど精神的に疲れているのかな?と心配になってきて。
夫にプレゼント何が欲しい?と聞かれるたびに悩んでいました(今思えば贅沢な悩みですね。。)

以前精神的に疲弊したことがあった私は、またそういう状態になってきているのか?と少し過剰に反応してしまったのもあるとは思います。


そこで友達に相談したら、
「それは疲れているんじゃなくて、満たされているんだよ。心配しなくて大丈夫」
と言ってくれて、ハッとした記憶があります。

確かに、今は大好きな家族に囲まれ、居心地の良いホーチミンで、好きな仕事をしながら自由に生きています。

モノはたくさんは持っていませんが、本当に好きなものだけに囲まれているので、あえて何かを生活に取り込む必要性を感じないんだろうな、と気付かされました。

そう言われてからはプレゼントにこだわることはやめ、ここ数年のお祝いでは(夫も私もお互い物欲がないので)モノより体験や食事を重視するようにしました。

家族で旅行に行ったり、ちょっと良いレストランに食事をしに行ったり。

形には残りませんが、大切な人と過ごした時間は記憶の中にずっと残り続けます。そういう意味では体験の方が、いつかは劣化していく「モノ」よりも、ずっと記憶に留まってくれるから、一生モノのプレゼントになり得るのかもしれません。




今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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れいこ
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