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子どもの詩

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自分の子どもに育てられている大きな子どもの詩です。 子どもの掛けがえのない今を残しておきたいから作ります。いつかのあなたに届くといいな。
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2020年5月の記事一覧

あなたが転んだ時

あなたが転んだ時

あなたが転んだ時
私は助けない

本当は
誰よりも何よりも
あなたの傍にいて
いつでもあなたを助けてあげたい

でもそれはしない

あなたが自分で起き上がれることを
信じているから

あなたが自分で出来ることを
奪いたくないから

でも痛くて涙が出ちゃう時は
いつでも抱きしめる
あなたがどこにいても
私はずっとあなたと一緒

♯小説30 行く場のない感情

♯小説30 行く場のない感情

宛てもなくただ歩いてここまで来たが、今はなんとなく家に帰る方向へ歩いていた。
祥子は何か考えているようだった。
何か誠一に話したとしても、大して考えず話しているような感じだった。
その時、誠一のスマホが鳴った。
誠一が鞄からスマホを取ると、画面には、横山の名前が表示されていた。
誠一は電話には出ずに、スマホを鞄に戻した。
スマホは誠一の鞄の中で不自然になり続けている。
祥子が電話に出るように促す。

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子どもの成長

子どもの成長

子どもというあなたの成長を
親という私が感じる時

まだ見たことがない
これからのあなたに出会えるのが
待ち遠しいのに

それと引き換えに
もうさっきまでのあなたと
会えなくなるのが
悲しいの

この二つの感情が途方もなく混ざり合う

私はあなたと
いつまでもどこまでも一緒にいたい
でもそれが出来ないことは
親だからこそ
心得なければならないこと

だんだん遠くなって行くあなたの気配が
私は今日も

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あなたのほっぺ

あなたのほっぺ

私はあまりにもあなたが可愛くて
聞いてみた

ほっぺ食べていい?

そうしたら
あなたはいいって答えてくれたね

私がほっぺを食べると
口も鼻も目も、
おでこ、まゆげ、頭まで
食べていいって
あなたが言うから
私は残さず全部食べた

私はあなたの愛で
もうお腹がいっぱいだ

いつもと同じ

いつもと同じ

いつもと同じ場所へ
いつもとは違った道を通って行く

いつもと同じように
あなたは
道ではないところに
道を見つけて
どんどん進む

いつもと同じ
私はあなたを見失わないように
ただ着いて行くことしかできない

あなたは楽しい
そんなあなたを見て
私は今日もいい日だと思う
それも全部いつもと同じ

あなたが投げた石

あなたが投げた石

砂利に入り
石を外に出す

私が注意すると
あなたは素直に謝って
投げた石を全て拾い
元に戻した

またあなたが石を投げた

その時
あなたの投げた石の場所に
車が通った
車は無言だった
あなたも私も無言

あなたが何事もなく無事でいてくれる軌跡は
誰に感謝すればいいのか

私はあなたがここにいてくれるだけで
ただそれだけでいい

本当に普通のいつもの日

本当に普通のいつもの日

当たり前なことなんだけど
当たり前なことだからこそ
何度も言う

大好きだよ

あなたはいつも通り
その小さな目で
ただ私を見る

私は誰よりもあなたが好き

何かあったわけじゃない
今日は、本当に普通のいつもの日

♯育児の中で先週最もスキしていただきました

♯育児の中で先週最もスキしていただきました

いつもありがとうございます。
「笑い」の詩が、♯育児の中で先週最もスキしていただきました。
下記の記事になります。

いつも本当にありがとうございます。
皆様のような心優しい方々に励まされて、私は今日も創作できています。
皆様に応援していただけて、本当に有り難いです。
ありがとうございます。
本当にありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。

今日も皆様にとっていい一日であります

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私の頬

私の頬

あなたは最近
私の頬が好きね

両手で私の両頬を挟んでみたり
そのままぱちぱちしたり

寝る時なんて
私の両頬に触れながら眠るものね

でも
あなたは気づいていないようだけど
私の頬よりも
あなたの頬の方がもっと気持ちいいんだよ
それにあなたのお手ては
いつも少しベタベタしているの
気づいてた?

真っ白な2枚のタオル

真っ白な2枚のタオル

野菜ジュースを床に吐き付けたあなた
パパに自分で拭きなさいと言われて
真っ白なタオルを2枚持ってきて拭いた
自分で拭いたのは偉い

でも
白いタオルは嫌だとか
タオルは1枚でいいとか
私はそんなことを考えていた
それを伝えるべきかやめとくべきか
そんなことを考えていたんだよ

けれども
あなたの満足そうな顔を見ていたら
あなたが今日も元気でいてくれるだけで
いいんだと思ってしまったよ

あなたが眠るまで

あなたが眠るまで

私が戻ってくると
あなたはドアの隙間から顔をのぞかせて
私が来るのをずっと待っていた
まだ眠いはずの重そうな瞼を擦って
私が戻ってくると
やっと眠ろうとするのだった

元の場所に私があなたを連れて行くと
あなたは私がまたどこかに行ってしまわないように
私の顔に触れた
それから私はあなたが眠くなるまで
あなたの隣にずっといた

あなたの手に力がなくなってくるのを感じながら
私はあなたを感じていた

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付録

付録

あなたはパパに付録を作らせて
クルクルと回る
何度も回ってひっくり返る
その繰り返し

結局待ちきれなくて
作り途中の付録を
パパから横取りして
遊び出した

まだ完成していないのに
夢中で遊び出すあなた
完成してるかどうかなんて
あなたにとっては大したことなかったんだね

パパはあなたに作ってあげたかったみたいだけど
あなたにはあなたのやり方があるんだもんね

笑い

笑い

あなたはミルクを口に含み
私に吐きつけた
昨日はそれをパパにした
最近あなたは口に含んで吐きつけるのが好きみたいね

本当は注意したかったんだけど
いざ吐きつけられると
困った
笑いが止まらない
パパも笑っていたね
あなたも笑っていたね
昨日もたくさん笑ったね

なんで笑っちゃうのか分からないけど
こんな説得力のない注意でも、あなたに伝わったかな

お菓子

お菓子

私が夕飯を作っている間に
あなたはお菓子を食べていた

自分で台の上にのぼり
引き出しを開けて
お菓子の袋を開けたのだ

本当は注意すべきだったのかもしれない
夕飯の前に勝手にお菓子を食べたのだから

でも私はそれを一人で成し遂げたことに感動した
そしてあなたが今までそれをできたのにしなかったかもしれないことを考えた

一度の失敗ではなく
今までの我慢を褒めてあげたい

そういう時
何て言葉を掛け

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