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あなたが眠るまで

私が戻ってくると
あなたはドアの隙間から顔をのぞかせて
私が来るのをずっと待っていた
まだ眠いはずの重そうな瞼を擦って
私が戻ってくると
やっと眠ろうとするのだった

元の場所に私があなたを連れて行くと
あなたは私がまたどこかに行ってしまわないように
私の顔に触れた
それから私はあなたが眠くなるまで
あなたの隣にずっといた

あなたの手に力がなくなってくるのを感じながら
私はあなたを感じていた
あなたは私が知っている何よりも尊い
私の知っているあなたの全てが
私にとって生きる意味になっているのだから

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