見出し画像

その思考は内向きか外向きか?メンターからの学び

ここまでやればいいではなくて、やれることは全部やる。自分たちでできるところまでではなくて、相手にとってどうなのか。

これは最近僕が、4泊5日の合宿でメンターから学んだことです。

思考の向きが内向きか外向きかということです。内向きというのは、思考が自分の方に向いているということです。それに対して外向きの思考というのは、思考が相手の方に向いているということです。

たとえば、「ここまでやればいいか」というのが、内向きの思考です。それに対して、「相手にとってどうなのか」が外向きの思考です。

大切なのは、自分にとってどうなのかではなく、相手にとってどうなのかなんです。つまり、外向きの思考ということです。

自分たちで、ここまでやったんだからまあいいだろう、で自分たちを納得させてはダメなんです。そこまでやったことに対して、それで相手はどう思うのか?まで思考を進めないといけないんですね。

たとえば、合宿セミナーでこんなことがありました。急遽ランチを外で食べてもいいということになったんです。

外は寒いからということで、元々外にあるヒーターと部屋の中にあるガスのヒーターを外に出してつけようとメンターから言われました。ところが、部屋の中にあるガスのヒーターがうまくつかなかったんです。

仕方ないので、外にあるヒーターだけでいいかと一度はなったんです。ただ、「これだとメンターから言われたことを満たしてないよね」と他の仲間から言われて確かにそうだよなって思ったんです。

このままだと、ヒーターの近くの人はあったかくても、ヒーターから離れている人は寒いです。メンターから「なんで一個しかヒーター出てないの?これじゃ受講生が寒くない?」って言われたら返す言葉がありません。

僕らが頑張ったかどうかはどうでもよくて、受講生が快適に過ごせるかどうかなんですね。

そこで、延長コードを探してきて部屋の中にある電気のヒーターを外に出そうということにしました。さらに、ヒーターだけでは寒いから研修センターにあるブランケットを持って行くことにしました。

それでも寒かったですが、寒いなりに快適にランチを楽しんでいただけたと思います。

外のヒーターだけでいいだろう、で終わらせていたら、寒すぎてランチを楽しめなかったかもしれません。

改めてメンターの言葉を聞くと、相手のことを思っての言葉ばかりです。正直そこまでやるの?と思うこともあります。だけど、そこまでやるんですね。

もちろんそれを相手に押しつけるのではなくて、相手が望まなければしません。こちらから相手のためにできることは全部やって、どこまで受け取るのかは相手に委ねる、そんな感じだと思います。

すごい人だからそういうことができるのか、そういうことができるからすごい人になったのか、きっと後者だと思います。

僕は思考が内向きになりがちです。自分がどう思われるかが気になってしまうんです。今回の学びは、僕のそんな思考のパターンを崩すきっかけになったような気がします。

いいなと思ったら応援しよう!