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時間では癒されない心の痛みもある?

時間って待ってはくれないし、かといって置いていくわけでもない。こうやってnoteを書いている今も、1秒1秒着実に進んでいます。

時間ってありとあらゆるものを忘れさせてくれます。きっと時間が解決することってたくさんあります。

でも、今日ふと思ったんです。

時間では解決できないものもあるような気がするって。もっというと、時間だけでは解決しない、かな。実際のところはどうなのかはわからないけど。

たとえば強烈に悲しい出来事とか。人って自分が受け入れられるキャパシティ以上の感情が来ると感情を麻痺させます。パソコンにデータが大量に流れるとフリーズしてしまうような感じです。

悲しいはずなのに涙も出ないし、なぜか無感覚。こんな感じでしょうか。きっとこのままだと何年経ったとしても、その心の痛みは癒えないと思います。

僕はどんな出来事にも必ず肯定的な意味があると信じています。それは悲しい出来事でもです。ただ、悲しい出来事から未来につながるような肯定的な意味を見出すには、癒しが必要だと思うんです。

そして、悲しい出来事を癒すにはやっぱり涙が必要だと思うんです。悲しみの感情につながる必要があるんです。

ひとりで夜にこっそり涙を流してもいいけど、涙を流せるような場があったり、仲間がいる方がもっといいです。話を聞いてくれて、共感してくれて、受け入れてくれて、涙を流す。こういう仲間がいると人生は最高に幸せになります。

人は悲しいときに涙が流れるようにできています。それは自然な反応です。ということは、悲しいはずなのに涙が流れないのは不自然なんですね。どこかで無理をしているんです。力が入っているんです。

力が入ったままでは、いくら時間が経ってもその悲しみは癒されません。どうか自分をゆるめてあげてください。

悲しい出来事を乗り越えるには、時間ももちろん大切だけど、自分の本当の感情とつながるのはもっと大事です。



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