見出し画像

【初めまして】売れる小説家への道

――この10月から来年にかけて本気で文学賞を獲りにいく日々を始めようと思います。


人生は物語。
どうも横山黎です。

作家として本を書いたり、木の家ゲストハウスのマネージャーをしたり、「Dream Dream Dream」という番組でラジオパーソナリティーとして活動したりしています。

今回は「売れる小説家への道」というテーマで話していこうと思います。



🏨売れる小説家への道

新社会人として仕事を始めて半年、いろいろな経験をするなかで出した答えは「それでもやっぱり作家として売れたい」でした。

簡単に自己紹介をしますね。

2001年6月30日に東京都北区に生まれました。幼稚園児の頃から創作が好きでした。小学生の頃は絵を描いて、中学生の頃は演劇をして、高校生の頃は音楽をつくって、大学生の頃はYouTubeの動画をつくってきました。スタンプラリーを押して巡るようにいろんな創作に触れてきたわけですが、ずっと僕の興味が残り続けるものがありました。

それは、小説です。

小学4年生の頃から本を読み始めた僕は、自分でも物語をつくってみたいと思うようになり、小説を書き始めました。高校2年生のときに『秘密を夜に閉じこめて』という作品を書いたのですが、これを地元北区で開催された「内田康夫ミステリー文学賞」に提出したところ、奨励賞を受賞することができたのです。

授賞式当日に全く知らない人からエールをもらえたり、おばに銀座のレストランをごちそうしてもらったり、母親の職場の同僚から菓子折りをいただいたり、学校での呼び名が「文豪」になったり、自分の作品で自分の世界を変えることができたことを、今でも覚えています。

奨励賞を受賞した日

↑『秘密を夜に閉じこめて』はこちらから

大学3年生のときにはAmazonのサービスを使えば無料で紙の本を出版することができることを知り、とりあえず試しに本を出版することにしました。それが、『Message』という本です。

Amazonで出版したとはいえ、まだ無名の大学生作家の本が見つかるはずもありません。そこで僕は、自分で手売りをすることにしました。とにかく人に会って、隙あらば手売りをしてきたんです。大学の友達、小中高の旧友、お世話になった先生方、イベントで知り合った人、飲み屋のマスター……そんなことを繰り返してきたら、現時点で260冊以上の本を売ることができました。

初書籍『Message』
手売りの軌跡

他にも全国大学ビブリオバトルの全国大会に出場したり、「FAVORITE!!―お気に入りの本を紹介する会―」という読書会を開いたり、「BOOK TALK LIVE」という本にまつわるトークイベントを開催したり、本や創作にまつわる活動を続けていました。

つい先日には、泊まれる謎解き『花火の幽霊~木の家ゲストハウスからの脱出~』という謎解きイベントも開催。シナリオを担当することになったので、久々にがっつり物語をつくりにいきました。

第6回「FAVORITE!!-自分のお気に入りの本を紹介する会-」
「BOOK TALK LIVE "桃太郎"」
泊まれる謎解き『花火の幽霊〜木の家ゲストハウスからの脱出』

もちろん様々な活動を通して、かけがえのない知見を手に入れることができたけれど、どんなに自分が面白いと思える物語をつくっても、それを届けることには限界があって、同じように面白いと思える人に出逢うことも限られてくることを知りました。

箔をつける必要がある。そう思ったのです。

したがって、この10月から来年にかけて本気で文学賞を獲りにいく日々を始めようと思います。とにかく何でもいいから賞を獲ろうという思いで、がっつり創作と向き合うことにしたので、それを宣言するための記事を今回書かせていただきました。夢を叶えるためにまずすべきことは、その夢を宣言することだと思っているので。

この記事の最後に、僕が応募しようと思っている文学賞を10個並べておきます。とりあえずおおよそ半年くらいの間に10個の文学賞に応募しようと思っているので、それに合わせてカリカリ物語っていきます。

やると決めたからにはやります。とことん追いかけます。結果が出るまで続けます。必ず夢を叶えにいくので、是非、近くから、遠くから、見守っていてください。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

20241001 横山黎


🏨半年で応募する10個の文学賞

✅だれかに伝えたい小さな物語。

・35歳以下・エッセー
・小説 400字詰め原稿用紙7枚 
 ショートエッセー 400字詰め原稿用紙3枚
・メール bunka@kobe-np.co.jp
・締め切り 2024年10月20日
・賞金 7枚は2万円、3枚は1万円・入選作は12月に神戸新聞で発表



✅小さな小さな文学賞 VOL.2 第3回「ビールのある風景」

・最優秀作品は物語にあったビールを製造販売。商品名は最優秀作品のタイトルを使用。​
・ジャンル不問
・必ずビールが登場するシーンを入れること。(※未成年の飲酒の描写はNG)
・文字数8000文字以内。
・募集締切10月31日(午後11時59分まで)
・発表2025年3月1日


✅書き出しだけ小説 第24回

・テーマ「昼食」
・締め切り 2024年10月31日
・賞 採用6点 Amazonギフト500円分
・入選点数 10点未満
・結果発表 2025年1月上旬


✅中村航選プロットだけ対象 第6回

・お題ログライン「引っ込み思案な図書館司書が、本の中に入り込める能力を手に入れ、物語の世界での冒険を通して、現実世界での自信を取り戻そうとする話。」
・締め切り 2024年11月10日
・タイトル、登場人物(3人まで)、舞台・世界観(100字)、ストーリー(400字。ほか、規定あり)
・発表 2025年1月9日期間公募ガイド誌場で発表
・賞 最優秀賞1点、Amazonギフトカード1万円分 佳作7点、記念品
・何点でも応募可能。


✅第8回 仙台短編文学賞

・ジャンル不問。仙台・宮城・東北となんらかの関連がある作品。
・400字詰原稿用紙で25~35枚程度(40字×30行)
・賞
 大賞 正賞=『河北新報』『Kappo 仙台闊歩』に掲載 副賞=金30万円
 仙台市長賞 正賞=『被災学』掲載 副賞=金5万円
 河北新報社賞 正賞=『河北新報』掲載 副賞=金5万円
 プレスアート賞 正賞=『Kappo 仙台闊歩』掲載 副賞=金5万円
 東北学院大学賞(学生対象) 正賞=『被災学』掲載 副賞=金5万円
・締め切り 11月15日
sendai.tanpen.bungakusho@gmail.com
・発表 2025年3月予定 HP、河北新報


✅新聞のような手紙コンテスト

・大切な思い出に、1 ページの手紙を。
 本棚と心に、いつでも引き出せるアルバムを。
 それぞれの[らしさ]を、そっと紡ぐ ここからはじまる物語。
・優勝1名:Amazonギフトカード(3万円分)
 準優勝1名:Amazonギフトカード(2万円分)
 審査員特別賞1名: Amazonギフトカード(1万円分)
 佳作10名:Amazonギフトカード(5千円分)
 入選50名:Amazonギフトカード(1千円分)
・2024年11月7日(木)〜2024年12月6日(金)



✖星々短編小説コンテスト

・10000字部門(8000字~10000字)
 5000字部門(3000字~5000字)
・締め切り 12月26日
・発表 2025年4月 HP
・賞 雑誌「星々」に作品掲載、書状、記念品、図書カード
・テーマ「旅」


✖ブックショートアワード(応募できず)

・ショートフィルムの原案となるストーリー
・短編小説 5000字以内
・賞 50万円、ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2025での表彰、ショートフィルム化を検討
・締め切り1カ月半~2カ月後、サイト上
・締め切り:~10月31日、~11月30日、~12月31日

https://app.lifelogbox.com/festival/shortshorts/book-shorts


✖第42回 アンデルセンのメルヘン大賞(応募できず)

・字数:8000文字以内
・応募期間:2024年10月1日(火)~2025年1月10日(金) ※当日消印有効・発表:2025年4月2日(水) (童話作家 ハンス・クリスチャン・アンデルセン生誕の日)
・賞
大賞1名: 賞金30万円 デンマークペア旅行
優秀賞3名: 賞金10万円
入賞5名: 賞金3万円
第42集アンデルセンのメルヘン文庫 ロイヤルコペンハーゲンイヤープレート パンを楽しむギフトセット



◯第六回 氷室冴子青春文学賞

・20000字~60000字
・「青春」をテーマにした小説。ジャンル無制限。
・4月13日締切
・小説投稿サイト「エブリスタ」に投稿する


◯日本ドラフト文学賞

・日本語による自作長編エンタメ作品。
・400字詰め原稿用紙200枚から500枚まで。
・4月30日締め切り
・9月中旬、最終選考会


◯第24回『このミステリーがすごい!』大賞

・エンターテインメントを第一義の目的とした広義のミステリー。
・締め切りは2025年5月31日
・40字×40時で100~163枚
・大賞、1200万円 文庫グランプリ、200万円

https://konomys.jp/outline







いいなと思ったら応援しよう!