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全員に好かれるのは無理だと悟った日

ナマステ!
今日はMV撮影dayでした。その後スタジオ練習もあって。タイムスケジュールが完璧にハマって非常に気持ちの良い1日でござんした。

本日は
「全員に好かれるのは無理だと悟った日」

誰も待ってはいないだろうけど、13年前の話を書きたいと思う。

当時、僕は中学3年生だった。

自分で言うのはなんだけど、多分僕はそれなりに友達が多いし、信頼できる仲間もかなりの数いると思っていて。

当時は特に今よりもチャレンジ精神もなかったし、人前で目につく、鼻につく行動は基本的にとって来なかった。

ただ、仕切りたがりで目立ちたがりが功を奏したのか、小学生からサッカークラブのキャプテン、中学ではサッカー部のキャプテンとありがたい経験をさせてもらった。

時期までは明確に覚えていないのだけど、中学3年生の二学期くらいだっただろうか。

中学生活最後の半年の学級委員長を決める日があって。

役割的には、学級委員長、副委員長、書記2人という構図で、女子はもう2人決定していた。その2人は副委員長と書記になった。

そして、残りの学級委員長と書記は男子2名がなるというところで、立候補は3人だった。

僕と、A君、B君だった。

その内の一番投票が多かった人が、学級委員長になるという仕組みだった。

投票は、3人から2人を選ぶという方式で。

だから、僕とA君、僕とB君、A君とB君という三通りがある。

僕は自信はそこまでなかったものの、担任から立候補してくれと言うありがたい後押しもあったので、まぁ大丈夫でしょ。くらいのノリで挑んだ。

そして忘れもしない結果発表。

なんと、クラスの1人を除いて僕とA君、僕とB君というパターンに票が入るという結果だった。

だから、僕は無事に学級委員長になれたのだけど、その時に悟ったのだ。

「あ、全員に好かれることは無理なのね」

と。

ちなみに、A君とB君というパターンで投票した「その1人」はいまだに誰か分かっていない。匿名だったし、まぁ分かったら分かったで気まずいからいい。

ただ、その時の出来事が自分の中ではかなり衝撃的で、かなりモヤモヤもした。(笑)

でも、その件があってから少し楽になったのも事実で。

「全員に好かれるのは無理」とわかった瞬間、自分の発言に過度に心配をすることがなくなった。

今でこそ、その経験も含めて吹っ切れて自分の人生を歩めているけれど、当時の思春期真っ只中の宮田少年には中々インパクトがあり、そしてちょっとホラーな経験だった。

ふと、今日地元をMV撮影で回っていて思い出した中学生の思い出でした。フェリベトウンラ!

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