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マイホームの購入、頭金って必要?具体例と数字で徹底解説!

マイホームの購入を検討中のあなた、こんな疑問はありませんか?
• 「頭金ってどれくらい必要なの?」
• 「頭金なしでローンを組むとどうなる?」
• 「具体的にどんなメリットがあるの?」

この記事では、頭金の意味や必要性、メリット・デメリットを、具体例や数字を使ってわかりやすく解説します!これを読めば、自分に合った頭金の額がわかるはずです。



頭金ってどんなもの?


簡単に言うと、頭金は物件価格の一部を自己資金で支払うお金です。

例えば、3,000万円の家を買う場合、頭金として600万円を用意すれば、残りの2,400万円を住宅ローンで借りる形になります。

頭金を支払うことで、借入額が減るため、毎月の返済額も総支払額も抑えられます。これが頭金を用意する最大のメリットです。

頭金の平均額と具体例

一般的な目安

多くの人が頭金として用意するのは物件価格の1~2割と言われています。具体的には以下の通り:

• 2,500万円の物件 → 頭金250万~500万円
• 3,000万円の物件 → 頭金300万~600万円
• 4,000万円の物件 → 頭金400万~800万円


この額は、自己資金の余裕やライフプランに応じて調整されますが、少なくとも物件価格の1割程度を目標にする方が多いようです。



頭金あり vs 頭金なし:数字で比較!


ここで具体的なシミュレーションをしてみましょう。

条件
• 物件価格:4,000万円
• 借入期間:35年
• 金利:0.5%(固定金利)
• 返済方法:元利均等返済


これを基に、頭金なし、頭金10%、頭金20%の3パターンを比較します。

【ケース1】頭金なし(フルローンの場合)

• 借入額:4,000万円
• 月々の返済額:約10.4万円
• 総返済額:約4,360万円

フルローンだと、頭金を用意しなくて良い分、初期費用が少なく済みますが、総支払額が大きくなります。また、借入額が多いため、金融機関の審査が厳しくなることがあります。


【ケース2】頭金400万円(物件価格の10%)

• 借入額:3,600万円
• 月々の返済額:約9.3万円
• 総返済額:約3,920万円

頭金を10%(400万円)用意することで、月々の返済額が約1.1万円減少し、総支払額も約440万円節約できます。これだけでもかなり負担が軽くなりますね。


【ケース3】頭金800万円(物件価格の20%)

• 借入額:3,200万円
• 月々の返済額:約8.3万円
• 総返済額:約3,490万円

頭金を20%(800万円)用意した場合、さらに毎月の返済額が軽減され、総支払額も大幅に抑えられます。結果として、フルローンとの差額は約870万円になります。



頭金を用意するメリット


数字で見ると分かるように、頭金を用意することで得られるメリットは大きいです。

1. 毎月の返済額が軽減

たとえば、3,600万円のローンを組む場合と、4,000万円のフルローンを組む場合では、月々の返済額に約1.1万円の差が生じます。この差が35年間続くと、家計への影響はかなり大きいですよね。

2. 金利が低くなる可能性

金融機関では、頭金を多く用意することで金利を優遇するケースがあります。特に、「フラット35」などの住宅ローンは、融資割合が9割以下の場合、金利が低く設定されることが多いです。

3. 総支払額の削減

上の具体例でも見たように、頭金を20%用意すれば、フルローンと比べて総支払額を約870万円も節約できます。長い目で見れば、かなり大きな節約になります。



頭金を用意しない場合のリスク


一方で、「頭金なし」のフルローンには以下のリスクがあります。

1. 金利が高くなる

フルローンは、金融機関にとってリスクが高いとみなされるため、金利が高めに設定されることがあります。これにより、総支払額が増加します。

2. 担保割れのリスク

将来的に物件の価値が下がった場合、売却価格がローン残高を下回る「担保割れ」のリスクがあります。万が一、家を売ることになった場合、ローンが残る可能性があるのです。

3. 審査のハードルが高い

頭金を用意していないと、金融機関から「返済能力に不安がある」と判断され、審査に通りにくくなる場合があります。



頭金の目安を決めるポイント


では、あなたはどれくらいの頭金を用意すれば良いのでしょうか?以下のポイントを基に考えてみてください。

1. 家計の状況をチェック

毎月の収支を確認し、無理のない返済計画を立てましょう。住宅ローンの月々の返済額は、手取り収入の25%以内に収めるのが理想です

2. ライフイベントを考慮

将来のライフイベント(子どもの教育費、車の購入、旅行費用など)を見据え、手元資金をある程度残しておくことが大切です。

3. 購入時の諸費用を確保

住宅購入には、頭金以外にも「諸費用」が必要です。これには仲介手数料、登記費用、火災保険料などが含まれ、**物件価格の5~10%**が目安となります。これらは現金で支払うことが多いので、別途準備しておきましょう。



結論:頭金の用意は「無理のない範囲」で!


頭金を用意することで、月々の返済負担や総支払額が大きく軽減されます。ただし、貯金をすべて頭金に回してしまうと、購入後の生活が苦しくなることもあるので、無理のない範囲で準備することが大切です。

最後に、住宅ローンの専門家や不動産会社に相談しながら、最適な頭金の額を検討してくださいね!
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