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気づかないうちに増税されてた!? 【ステルス増税】って何?
最近、なんだか生活が苦しいなって感じることありませんか?「働いても全然手取りが増えない」「貯金がたまらない」って思う人、多いんじゃないでしょうか。それ、もしかしたら知らない間に増税されてるからかもしれません。「ステルス増税」っていう言葉、聞いたことありますか? 国民が気づきにくいように、こっそり広く薄く負担を増やすやり方なんです。この記事では、そんな「ステルス増税」の仕組みと実態を、分かりやすくお話しします。
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住民税がひっそり増えてる? 年1000円の「森林環境税」
突然ですが、去年の6月から住民税が1000円増えてるのをご存じですか?「え、そんなの知らないよ!」って思いますよね。これ、住民税にこっそり「森林環境税」っていうのが加えられたからなんです。
例えば、毎月の給与明細を見ても、住民税が数百円増えているだけだと、なかなか気づきませんよね。「森林整備を進めるため」っていう名目なんですが、実際にそのお金がどう使われているのか、具体的には明らかにされていません。専門家も「環境保護と言われると反対しにくい心理を利用している」と指摘しています。
復興特別所得税が2037年まで延長! 実は「減税じゃない」
「復興特別所得税」ってご存じですか? 2013年から所得税にプラス2.1%上乗せされてきたもので、東日本大震災の復興のために導入されました。当初は2025年で終わるはずだったんですが、2037年まで延長が決定。政府は「税率を2.1%から1%に下げたから減税だよ」なんて言ってますが、実際には2027年から防衛費増税として再び1%上がるんです。
たとえば、年収500万円の人だと、復興特別所得税の負担額は年間1万円ちょっと。それが延長されるうえに防衛費増税が加われば、負担は結局変わらないどころか、期間が延びる分、長く支払うことになります。「減税」という言葉にごまかされてる気がしませんか?
子育て資金の非課税枠が廃止に
今年の4月から、結婚や子育てのための資金を贈与する場合、1000万円まで非課税だった制度が廃止されることになっています。「え、それってどういうこと?」と思う人のために簡単に説明しますね。
例えば、親や祖父母が「これから子どもを育てるのにお金がかかるだろうから」と、子どもや孫に1000万円を渡す場合、これまでは贈与税がかからなかったんです。でも、この制度が廃止されることで、渡された側はしっかり贈与税を払わなきゃいけなくなります。
「せっかく支援してくれるのに税金で取られるの?」とがっかりする人も多いでしょうね。
2026年からの「独身税」? 医療保険料に年間1万2000円の追加負担
さらに2026年度から始まる?のが、いわゆる「独身税」と揶揄されている新たな負担。正式には「子育て支援金」という名前で、医療保険料に年間1万2000円が上乗せされる予定です。
たとえば、月に1万円の医療保険料を払っている人だと、1年で12万円払っている計算になりますよね。それが13万2000円に増えるわけです。「1万2000円くらいなら」と思うかもしれませんが、食料品や光熱費が値上がりしているこのご時世にはかなり痛い負担です。
しかも、この支援金は税金でも社会保険料でもない「独自の負担金」という扱いなので、政府の公式な国民負担率には含まれないんです。言ってみれば、表向きの数字をきれいに見せるための「裏技」みたいなものですよね。
将来の「走行距離税」や「退職金控除の縮小」も検討中
近い将来、検討されているのが「走行距離税」。燃費のいい車や電気自動車(EV)が増えて、ガソリン税の収入が減っているため、車を持っている人の負担を増やす仕組みを検討中なんです。
また、税制改革の一環で「退職金控除」の縮小も検討されています。現在は勤続年数に応じて退職金が非課税になる額が計算されますが、これが引き下げられる可能性があるんです。例えば、退職金1000万円のうち半分が課税対象になるルールが、もっと大きな割合に変更されたら……退職後の生活設計に大きく影響しますよね。
「こっそり取られる」時代がやってくる
こうした「ステルス増税」の特徴は、国民が気づきにくい形で少しずつ負担を増やしていくこと。昨年度の税収は過去最高を記録しているにもかかわらず、国民の生活は楽にならないどころか、むしろ苦しくなる一方です。
生活費が増えた理由を考えるとき、「こっそり増えている税金や保険料」の存在を意識してみるのも大事かもしれません。こうした変化を見逃さないためにも、給与明細や税金の仕組みに目を向ける習慣をつけておくといいですね。
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