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推しのラーメン屋さんに通い詰めて、スタッフになった私の話(前半)

私は大学生になるまで、ラーメンが好きではありませんでした。
もはや「お金を出して食べたくない」とまでありました。
理由はその時の年齢とへその曲がり方によって変わるのですが、「どこも似たり寄ったりだから」
そりゃそうです。小さい頃行ったラーメン屋さんなんてチェーン店ばかり。
決まって頼むのは塩ラーメン。
似てるはずです。

そんな私も大学生になり、社会人になり。
大人になってお酒を飲んだり、仕事のお付き合いが増えると必然的に食に対しての考え方が変わってきました。
「美味しいもの」「リピートしたいもの」「お勧めのお店」
こういう話は年齢や性別を問わず盛り上がります。

特にここ最近は目上の方とお仕事、ご一緒する機会が多くあり、そこそこ情報を仕入れることが出来ました。
特に「ラーメン談議」と「居酒屋談議」は盛り上がる。

ところで皆さんは明日世界が終わるとしたら、何を食べますか?

食べることに幸せを感じる

一回一回の食事にどのくらいの価値を感じるのかは人によって違います。
先日「食事なんて、結局体にとって最低限の活動。大金を払って食事することは金を掛けて排出物を出すこと」的なことを言う方がいて、びっくりしました。

食べる事が好きな私にとって食事は、「幸せ」です。
誰と何を食べるかも重要ですが、「誰が作ったものを食べるか」が結構重要です。
機械が作っているよりも、知ってる人とか料理に対しての熱意とか愛を持った人が作った食べ物のほうがそりゃ選ばれるべきです。

私の推しのラーメン屋の店長は、とにかく熱いです。
熱くて真面目。
真夏の太陽より熱いし、思いが重い(誉めてます) これ読んだら怒られそうだなぁ。

彼の作る食べ物は、美しくて新しくて楽しい。
素材や品質も当たり前ですが、触感や香りにもめちゃくちゃこだわってます。
近くにいるからこそよく思います。

働く前からも感じてたけど、お店に来て幸せな顔で帰っていかない人は見たことがありません。
みんなを虜にする天才だと思います。

この店で働くことが出来て幸せだと毎回働くたびに思います。

そんな幸せな空間を「食」で作り上げた店長から学びたいことがたくさんあって働いています。
以前もこのお店について少し触れましたが、次回の投稿では「いつまで働くつもりか」について触れたいと思います。

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