放送作家の仕事とは?【第21回】20年近くやって気づいたこと①
「職業は放送作家です」と言うと、多くの人に「どんなことをしているんですか?」と質問されます。そこで、このシリーズでは、謎に包まれた放送作家がどんな仕事なのかをいろんなテーマで具体的に書いています。おつきあい、よろしくお願いします。
今回のテーマは「20年近くやって気づいたこと①」です
放送作家として20年近く仕事を続けてきた僕が、これまでの経験から得た気づきをいくつかお話ししたいと思います。これから放送作家を目指す方々にとって、少しでも参考になれば幸いです。
【困難は分割せよ】
初めての仕事を任された時、「どこから手をつけていいのか分からない……」と困惑することはありませんか? 大きなプロジェクトや複雑な内容のものに直面すると、その全体像に圧倒されてしまい、どこから手をつけていいのかわからなくなることがあります。こんな時に、陥りがちなのが「まだ締め切りまで時間あるし、もうちょっとしてから考えよう」というもの。このパターンが一番ヤバいですね(笑)。時間が経つにつれて、どんどん仕事が大きな存在として感じるにようになります。
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【著者プロフィール】
テレビのゴールデン番組からアイドルのラジオ番組まで構成する30代の放送作家。企画を通してチーフ作家になることもあれば、声をかけられお手伝いに徹する仕事も好き。このマガジンは、プロになるためのリアルな指南書です!
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