事実と感情を分ける大切さ~『青のオーケストラ』から学ぶ人生の教訓~※ネタバレあり
今回は、いつもと違う趣向で書いてみようと思います。
僕はめっちゃアニメが大好きななんですが、数あるアニメの中でも「青のオーケストラ」は結構好きな部類で。
このアニメで「事実と感情を分ける」というすごく大切なことを学んだので、それを記事にまとめていこうと思います!
青のオーケストラ第2話に見る「事実と感情」
今回のテーマの「事実と感情を分ける」ということですが。
以前、友人の浮気相談に乗った時に、僕がアドバイスしたのが、まさに「事実と感情を分けて考える」ということだったんですね。
ただ、「具体的にどうやるのか難しい!」って言われたので、「どうやったらわかりやすく伝えられるかなぁ」と思っていたところに!「青のオーケストラ」の第2話に、まさにそれが分かりやすく描かれているシーンがあったんです!
あらずじとネタバレ※観覧注意
主人公の青野くんはバイオリンがめちゃくちゃ上手い少年なんですが、彼の父親は世界的なバイオリニスト。ところが、その父親が浮気をし、離婚。メディアに騒がれて、母親は深く傷ついてしまいます。
そのせいで青野くんはバイオリンを弾くのをやめてしまうんですね。「バイオリン=父親」と結びつけて、嫌悪感を持つようになってしまったんです。
でも、ヒロインの秋根ちゃんが 「お父さんの浮気とバイオリンって関係ないんじゃないの?」 とズバリ言うんです。
ここめっちゃ大事!!
イコールではない「事実」と「感情」
これがまさに事実と感情を分けるということなんです。
青野くんの中では、
「父親が嫌い」=「バイオリンが嫌い」
という図式が出来上がってしまっていたんですね。
もちろん、多感な中学生ですし、複雑な感情が渦巻くのも分かります。でも、本当はバイオリンが好きなんですよ。秋根ちゃんが楽しそうにバイオリンを弾くのを見て、昔の純粋に音楽を楽しんでいた自分を思い出すんです。
でも、バイオリンを弾く=父親を肯定する、母親を傷つける…という 感情 が邪魔をして、本当の気持ちに蓋をしてしまっていたんです。
しかし、秋根ちゃんの言葉でハッと気づく。
「バイオリンを弾く」 という 事実 と、「父親が嫌い」という 感情 は、別物なんだ!と。
「事実」と「感情」を整理して前に進む
これは僕たちの人生にも当てはまります。
何か嫌なことがあった時、感情的に捉えてしまうと、事実を歪めて解釈してしまう。
そうすると、問題の本質が見えなくなったり、前に進めなくなってしまうんですね。
青野くんの場合は、「バイオリンが好き」という事実と向き合い、「父親への感情」を切り離すことで、バイオリンを再び人生のパートナーにすることができました。
この瞬間って、ほぼ確実に”人が成長する瞬間”ですよね。僕はこういうシーンを観るのが大好きです!
まとめ
というわけで、今回は「青のオーケストラ」から学ぶ「事実と感情を分ける」ということについて書いてみました。
「事実」と「感情」を整理することで、物事をよりクリアに見ることができ、前に進むことができる。
これは、僕たちの人生においても、とても大切なことだと思います。
「青のオーケストラ」のように、アニメから何かを学ぶのは堅苦しいかもしれませんが、僕はついついそういう視点で見てしまうんですよね笑
でわでわ、次回の記事で!