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「地域に貢献したい」というビジョンを掲げる人は信用しない

今回の記事の内容は、あくまでも個人的な意見です。

全ての経営者がそうだとは思いませんし、本当に「地域に貢献するために」「世のため、人のため」に活動している人もいます。

ただ、”僕が直接お目にかかれるレベルの人”には、そんな人はほとんどいません。自分も含めて、「経営者として地域に貢献したい」と言ってる人は、基本的に信用しないようにしています。


「地域貢献」と言いながら、高級車?

例として想像してみてください。ある整骨院の経営者さんがいるとします。その人は「地域に貢献したい」「社会の役に立ちたい」「みんなを健康にしたい」って熱く語るんです。素晴らしいですよね。

でも、その人の財布の中身を覗いてみましょう。月の売上が100万円あって(例えばです)、経費や生活費を引いたら20万円が余ったとします。さて、この20万円はどこに消えていくでしょうか?

  • 地域の子供たちのための無料健康教室?

  • お年寄りの方への訪問マッサージ?

  • 健康増進のための地域イベント?

...なんてことはあまりなくて、実は高級車のローンだったり、ブランド品だったり、豪華な食事だったりするんです。

「えっ、それってビジョンと違うんじゃ...?

そう思いませんか?

ビジョンの落とし穴

ビジョンを語ることは簡単です。カッコいいフレーズを並べれば、誰でも「素晴らしい経営者」に見えるかもしれません。でも、本当に大切なのは、そのビジョンに向かって行動しているかどうかだと思うんです。

安易に「カッコいいビジョン」を語ってしまうと、知らず知らずのうちに自己満足の罠にはまってしまうかもしれません。

お金の使い方が、本気度を語る

じゃあ、どうすればいいのか?

答えは意外とシンプルで。お金の使い方を見直すこと

例えば、さっきの20万円。これを本当にビジョンのために使うとしたら

  1. 地域の子供たちに無料で健康教室を開く

  2. お年寄りの方に無料の訪問マッサージを提供する

  3. 健康増進のためのイベントを企画する

  4. 地域の公園にベンチを寄付する

  5. 災害時のための健康グッズを備蓄する

...なんてことができるんじゃないでしょうか?

もちろん、全部のお金をビジョンのために使えとは言いません。でも、少なくとも一部は、本当の意味で「地域貢献」や「社会貢献」のために使っているはずですよね。

本当のビジョンは、行動で示すもの

「でも、自分の楽しみも大切にしたい...」

そう思う人もいるでしょう。それは全然OKです。むしろ、そう思うのが正直なんです。

だったら、こう考えてみてはどうでしょうか。

「好きなことをしたいから、もっと売上を上げよう」
「家族を幸せにしたいから、しっかり稼ごう」

そして、その上で「地域にも貢献できたら素敵だな」って。

無理にカッコつけなくていいんです。自分の本当の気持ちに正直になって、そこからできることを少しずつ増やしていけばいい。

まとめ

今回の内容は自戒を込めてます。

ただ、僕はこんな捻くれた考え方をしているので、「地域のために」なんてビジョンは掲げてません。

僕のビジョンは『地域から存在することを許され、発展を望まれる存在になること』です。

もちろん、経営者の端くれとして「地域に貢献したい」という気持ちはありますが、ビジョンに掲げられるほど僕は器が大きくはないので。

大切なのは、これからどうするか。



でわでわ、次回の記事で!

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