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日常の困りごと解消に向けてチームで取り組んだこととは?
こんにちは!リカバリー採用担当の広瀬です。
今回は2023年最初のオールスタッフミーティング(ASM)の様子と那覇ユニットのエピソードをご紹介していきます。
1.目標を〇〇に設定すると成功率が3倍に?
ASMは、代表 大河原の全社員宛のメッセージから今年もスタートです!
今回は2023年を迎えてのメッセージでした。
※一部抜粋
ダイエットや新しい趣味など、新年や誕生日などの切りがいい時期にスタートすると成功率が3倍以上になると言われています。
改めて、この1年をどう過ごしていきたいか考える時間を是非作って決めるようにして下さい。
皆さんの目指す先に一つでも当てはまるように経営陣が一丸となり、時代に合わせて運営できるように尽力します。
そして日本一働きやすいステーション作りを目指して共に頑張れれば嬉しく思います。
2023年も皆様と理念にある「もう一人のあたたかい家族」を体現できるようにやっていきましょう。
新年やキリがいい時期に目標を設定すると成功率が3倍になるそうです^^
私も早速目標を立ててみました!成功に向けて頑張ります!
2.那覇ユニットのepisode
2023年の最初のepisode共有は那覇ユニットでした!
那覇ユニットは当社のInstagramにも積極的に写真を共有してくれています。
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沖縄と東京で距離はありますが、写真を通してスタッフの様子が知れるのはとても嬉しいです^^
そんな那覇ユニットのエピソードをご紹介していきます。
2-1.日常で抱えていた困りごと
私たち那覇ユニットでは「チームで地域社会に貢献します」の理念のもと、現在、「看護・リハビリ間でスムーズに情報共有を行っていけないか」の検討を進めています。
早速ですが、看護師の皆さんにお尋ねします。
看護のみで介入している利用者様で、リハビリ導入が必要か悩んだり、どう相談したらいいか困った経験はありませんか?
私は入社1年目なのですが、回復期での経験が無く、
「リハビリ導入の目安がわからない。」
「普段私が実施しているリハビリが、現状の利用者様に適しているのか自信が無い。」
「それをリハビリスタッフに相談してアドバイスを貰いたいが、会う機会も限られる中で、どう伝えたら良いのか、またリハスタッフの欲しい情報がわからない。」
・・・ということがありました。
そこで、今回このユニット発表をきっかけに集まったメンバー間で「スムーズに情報共有する為のツールが無いか?」という話になり、機能的自立度評価表を用いてみることになりました。
2-2.評価表を用いた多職種連携
<機能的自立度評価表(FIM)とは?>
実際の日常生活場面において、”しているADL”を評価するツール。
大きな項目として運動と認知があり、運動項目は、主にセルフケアや排泄コントロール、移乗、移動能力を評価。認知項目は、コミュニケーション能力や社会的認知能力を評価します。
機能的自立度評価表(以下:FIM)全てを評価できるようになるまでにはかなりの時間を要するため、私たちは運動項目の中の8項目を抜粋してみました。
今回このFIMの検討事例として、
慢性心不全の利用者様(Aさん)をご紹介します。
<利用者様 紹介>
Aさん 82歳 男性
慢性心不全でペースメーカー留置中。
移動は独歩で病院受診にも一人で行かれている方。
現在、週3回看護のみ、状態観察とシャワー浴介助で介入中
それぞれの看護師が訪問時に歩行練習やももあげ等を行っていましたが、私は、立ち上がる際に体が後方へ傾き倒れそうになる場面に出くわした事がありました。
また、歩行時に足が上がりにくい印象もあり、「今後転倒しないか心配だな」と感じていました。
この看護の情報のみで、試しにリハスタッフと一緒に、抜粋した8項目のFIMの点数を付けてみました。
その後、Aさんの看護訪問にリハスタッフも同行し、実際の動作を評価してもらいました。
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その結果、事前に付けたFIMの点数から、リハスタッフが予測した状態に近い動作や生活をされており、評価としては、
“リハ介入の必要性はそこまで高くない”となりました。
そこから、2回目の同行にて、もう少し動きを確認しつつ、リハスタッフから利用者様と看護師へ運動指導を行う予定を組みました。
2-3.実際に取り組んでみて
今回FIMを看護とリハの情報共有ツールとして使用してみて、
①不慣れな私の伝えたい事も、一緒に評価することで伝えやすかった
②リハスタッフ側も、利用者様の大まかな身体機能レベルとADLレベルが予測出来たことで、当日の評価時間を短縮することができた
上記のメリットを実感しました。
そして最大のメリットは、
「利用者様の身体機能維持の為に、適したリハビリが早い段階で実施できること」です。
今後解消していきたい課題もいくつかありますが、今回の取り組みで一番に感じた事は、「思っていたよりも、情報共有をスムーズかつ十分に行うことができたのではないか?」ということです。
私たちリカバリーの強みの一つは、同じユニット内に看護とリハが在籍している点だと思います。
この強みを活かし、「利用者様の在宅生活の安心」のために、今後もスタッフ間のコミュニケーションを意識し、ツール等も活用していければと考えています。
3.おわりに
リカバリーの事務所には、看護とリハビリのスタッフがほぼ同数在籍しています。
それぞれ持っている資格の特性や強みを共有することで、利用者様目線の関わりに繋がっているのだなとepisodeを聴いて感じました。
これからも那覇ユニットのみんなで試行錯誤しながら、どんどん使いやすいツールに磨きがかかっていきそうですね^^
・・・
当社では、2023年春・夏に向けて看護・リハビリ職の採用活動を積極的に行っています!
https://www.recruit-recovery.jp/
「説明会」「体験同行」のエントリーも大歓迎です。
最近、このスタッフブログやInstagramを見て応募してくださる方も増えており、嬉しい限りです^^
少しでも気になる方はお気軽にお問合せくださいね。
ここまで読んでいただきありがとうございました^^