その日の予定は「歯医者さんに行くこと」だけ
「歯医者さんに行く」のが億劫(おっくう)で大変なときがあります。先週、3か月越しの予約の日でした。
前日から(やだなぁ)(キャンセルしようか)(朝10時なんてムリだよ…)と心の中で言い続けました。
ただ何日か前に、本で「それは回避行動だ」(私は不安障害を持っているので)と書いてあるのを読んでいました。(矢野宏之先生↓のTwitterを読んでいます。)
「あ、なんだ。回避行動だった(納得)」(←私の場合です)
私はちょうど、「曝露」という行動に自分で取り組もうとしていました。「曝露」についてカウンセリングで話し合ってもいいですよと、カウンセラーからも言われていました。
私は、地下や狭い映画館の部屋、窓がない部屋、狭いエレベーターなどが怖いんです。
そこに行くのが「曝露」です。しかも、そこに行く時「お守りは持たない(もちろん頓服も)」「怖いシーンで怖い怖いと感じ切る」というミッションです。まだ取り組めていません。
けど、先週、歯医者さんに「回避せず」行きました。なぜ行けたのか考えてみました。
①家族全員が同じ歯医者さんに行っている。私だけが行かないわけにはいかない。
②何日も前から歯磨きに力を入れる余裕があった。
=「自分はちゃんと歯磨きできる人である」という気持ちがアップしていた
③着ていく服も決めていた
①つまり仲間を作る
②自己肯定感の底上げ(歯ブラシもフロスもそろえてみていた)
③自分を迷わせない、すぐ家を出る
こんな力を総動員しました。おかげで帰ってきてからすごく疲れました。けれどひとつうまくいって気分はいいです。