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呪文のように唱える前に少しだけ書きたい【双極症サバイバルガイド】
高かった(3600円+税)ですが、興味の方が勝って買いました。
『本人と家族のための双極症サバイバルガイド』です。
まだ全部読んでいないので一部をご紹介します。
読んでまず印象に残ったのは、「双極症をどう受け止めるのがベストなのか?」p.103の「よかったら「呪文」のように覚えてほしい」の一番目、
1.双極症は終身刑などではない
”人生の目標を諦めることなど何一つない”
言わんとしていることは分かるし、励ましでもあると思います。
でも私は実際諦めたものが多いです。
◇体力が必要で人と触れ合う仕事(前の仕事)
◇練習が必要で大勢の人の前に出る趣味(しかも競技)
◇ハロウィーンだからと仮装してオフ会に行って騒ぐこと(楽しそう)
どれも諦めざるを得ません。
私は双極症と暮らすために、ある程度「諦めること」が必要だと思っています。”がんばりすぎない”とか、”競争をしない”なども必要となってくると思います。目標をシフトして小さいものにし、楽しみを維持していくことが大事かなと思うんです。
「双極症だ」と言われることは、確かに終身刑宣告ではありませんが、それに近いショックは受けました。それに多分必ず、やりたいことをシフトダウンする必要が出てくると思います。
なので上の文章は直訳なのでしょうが、
「双極症は、長く症状と仲良く付き合うことが大前提である」
くらいに意訳して理解したらどうなのかなと思いました。
続きは、次のnoteで。