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「モード」に入ろうとする自分を引き止めた(日本うつ病学会2023こぼれ話)

 「日本うつ病学会2023」に出ていたときのことです。

 ランチョンセミナーが始まるまさにその時、「モード」に入ろうとしている自分に気づきました。さーっと周りの温度が下がり、違う自分=「超勉強モード」に入ろうとしているのに気づいたのです。
 
 慌てて(もういいのよ、そんなモードに入らなくたって!)と自分に声をかけました。

 「超勉強モード」、それは「超無理をしている」自分です。私はまだそんな無理をしようとするんだなぁ、と思いました。

 一言も聞き逃さないようにとか、120%の理解力を使おうとか(元々100%以上の力は無いはずです…)、そんなことをして誰かに褒められたいとか、えらいねと言われたいと、思ってしまうんだなと思います。

 もう1つは、「質疑応答」の場面でした。私は質疑応答で、質問しがちなのです。それは特に躁の時に多い私の行動です。
 (どうする?)と自分の心に聞くと、(誰も質問する人がいなかったら質問するかもね)という答えが返ってきました。(どうしても質問するの?)と聞くと(ダイジョウブ。今はもう、そういう自分じゃないよ)とのことでした。
 さて、質疑応答の場面。マイクの前には3人の当事者さんが自ら進んで立たれました。心配しなくても発表する方がいました。(私は立ちませんでした。)

 その日、私と、心の中の私は、帰りに仲良くカフェに寄り、楽しくお茶を飲みました。青葉の景色を見ながら自分と仲良くおいしいおやつを食べました。

おやつ~。


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