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「65歳くらいまで続きますよ」心の葛藤へのドクターの言葉

  前々回の診察の時に、ドクターに言ってみました。

「私、サークルのメンバーさんの適当さっていうか、
 ルールあるんだかないんだか分からないところとか、気になってイライラするし、混乱するんですよ。
 もう少し自分がまろやかになんないのかって思うんですよね」

と。するとドクターは、

「あー、それは65歳くらいまで続きますよ」
「うーん、他の人を見てると65歳くらいまで続くようだなぁ」

と言うのです。
 別の見方、坂口恭平さんに寄れば、

・不正を正すために行動する=ほぼ間違いなく躁状態に入っている
・躁状態は常に「怒り」に似た感情から始まる
・(でも)他者との敵対関係には長くは耐えられない

『躁鬱大学」坂口恭平

とあり、そちらが、「症状」としての説明として共感できるのですが、なぜかその時ドクターの言ったことの方がすぐ飲み込めて、

(65歳までまだずいぶんあるのに、ずっとこんな心の状態でいるなんて自分が可哀そうだ)

と、休団を決めたのでした。

 人と話す、ということは、書き言葉(文字)で伝わるものに加えて「雰囲気」とかあると思いますが、その時はおもしろい化学反応が起きたな、と思いました。

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