知的好奇心を刺激する冒険へ出発!ハラリ教授と巡る人類の歴史!
こんにちは!
「noteの本屋さん」を目指している、おすすめの本を紹介しまくる人です!
あまり知られていませんが、ユヴァル・ノア・ハラリは『サピエンス全史』、『ホモ・デウス』、『21Lessons』以外に最近、『人類の物語』という子どもむけの本も出版しています。
なんですが、私としては、彼の著作のなかでは、実はこの人類の物語が一番おすすめです。
もし、子どもに一生何度も繰り返し読ませるのなら、この一冊を手渡します。
そして、大人にも彼の著作のなかで一つ選べと言われたら、この本をチョイスします。
「歴史」と聞くと、年号や人物名を暗記する退屈な勉強を思い浮かべる人もいるかもしれませんが、この本、難しい専門用語や退屈な説明は一切なし!
ユーモアとウィットに富んだハラリ教授の語り口は、まるで冒険物語を聞いているかのようです。
なぜ人類は地球を支配できたのか?
本書では、人類がどのようにして地球上で最も繁栄した種になったのか、その秘密を解き明かしていきます。
火の発見と料理
火を手に入れたことで、人類は寒さをしのぎ、危険な動物から身を守り、そして何より、食べ物を調理できるようになりました。調理された食べ物は消化しやすく、脳の成長を促しました。ハラリ教授は、人類が火を手に入れたことが、他の動物との決定的な違いを生んだと説明します。
言葉の力
言葉は、人類が協力し、知識を共有し、複雑な社会を築くことを可能にしました。ハラリ教授は、言葉の誕生が、人類を「考える葦」へと進化させたと語ります。
農業革命
農業の誕生は、人類に安定した食料供給をもたらし、人口増加を促しました。しかし、同時に、重労働や貧富の格差といった問題も生み出しました。ハラリ教授は、農業革命が人類にとって「祝福」だったのか「呪い」だったのか、読者に問いかけます。
お金の誕生
お金は、見知らぬ人同士が取引することを可能にし、世界経済を支える基盤となりました。ハラリ教授は、お金がどのようにして生まれ、私たちの生活にどのような影響を与えているのかを、わかりやすく解説します。
子好奇心を刺激する工夫が多数
本書の魅力は、ハラリ教授の明快な解説だけではありません。
豊富なイラスト: 全ページにわたって、カラフルでユーモアあふれるイラストが描かれています。これにより、子どもたちは視覚的に歴史を理解することができます。
興味深いエピソード: 歴史上の出来事や人物に関する興味深いエピソードが満載です。例えば、古代エジプトのファラオのミイラ作りや、中国の万里の長城の建設など、子どもたちの好奇心を刺激する話題が盛りだくさんです。
大人にもおすすめ!
本書は子ども向けに書かれていますが、大人にとっても十分に読み応えがあります。ハラリ教授の深い洞察力と歴史観は、大人にとっても新たな発見をもたらしてくれるでしょう。
世界的に有名な作家なので、みなさんほとんど耳にしたことがあると思うし、実際に自宅の本棚にサピエンス全史とか、何かしらひとつは置いてある方も多いと思います。
ですが、もしそれらをちょっとしか読んでないとか、途中で辞めてしまったとか、難しいと思った方は、こちらを読んでみてください
親子で一緒に読むことで、歴史について語り合うきっかけにもなります。ぜひ、家族みんなでハラリ教授の冒険に参加してみてください!
裏技的に99円で読む方法
いまブラックフライデーで、なんとAudible3ヶ月99円のキャンペーンをやっていて、この上下巻両方とも音声配信されています。もちろんキャンペーンの対象なのです。ということは、この本上下巻とも99円で聞くことができます。
裏技的方法ですが、ぜひ。
日曜日にめちゃくちゃ時間かけて徹底解説の記事書いたのですが、あんまりスキがつかなくて拗ねているので、まだ読んでない人は、こちらに一日かけて書いた記事で徹底解説してるので、読んでください。