同じ田舎移住した元同僚と自分のその後を比較してしまい少し落ち込む
今日は、ソーシャルビジネスとの出会いを通じて感じたことをお話ししたいと思います。
私の元同僚が始めた事業について改めて触れる機会があり、場所は違いますが彼も私と同じように都会から田舎に移住した一人。移住後、地域の農家さんから野菜をいただく機会が多く、その中で「規格外野菜」の問題を知ったそうです。
少し曲がったキュウリや、色づきが足りないトマトなど、見た目が基準に合わないというだけで廃棄される野菜がたくさんあるのです。味は全く変わらないのに。そこで彼は、これらの野菜を救うためのビジネスを立ち上げました。
特徴的なのは、規格外だからと安く買い取るのではなく、正規の価格で農家から購入すること。さらに、子ども食堂への寄付なども行い、フードロス対策や地域支援にも貢献しています。
私もその野菜を実際に食べてみましたが、驚くほど美味しかったんです。今朝もちょうど届いたばかりなのですが、パンフレットを読んで改めてこの取り組みの素晴らしさを実感しました。農家さん、消費者、子どもたち、環境...関わる全ての人やものにとって良い影響を与えているんです。
ただ正直なところ、この話を聞いて複雑な気持ちにもなりました。同じように田舎に移住して仕事を辞めた私は、この半年間、ただ自分のやりたいことを追求してきただけ。社会に貢献できているわけでもなく、少し自己中心的だったのかなと、比較して落ち込んでしまったんです。
もちろん、自分の心に正直に生きることも大切です。ファームステイや車中泊など、新しい経験を通じて自己理解も深まってきました。でも、周りにもっと良い影響を与えられる生き方があるんじゃないかとも感じ始めています。
とはいえ、「誰かのために何かをしなければ」という思い込みも良くないですよね。まずは自分が心から楽しいと感じることを追求する。そこから自然と周りにも良い影響を与えられる...そんな生き方を目指していきたいと思います。
マレーシアから帰国して、次の一歩を考えているところです。自分なりの形で、周りに貢献できる方法を少しずつ見つけていけたらと思います。
▼こちらの内容は、ポッドキャストでより具体的な話もしていますので、良かったらこちらも聞いてみてくださいね。
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