【本当は教えたくない】弊社の展示会ブースの変革~気を付けるポイントも解説~
レディクルのウマです🐴
今回は展示会担当の山田さんに展示会ブースについてインタビューしてきました!
せっかくなので、今回インタビューにお答えいただいた山田さんの前回の記事も紹介させてください☺
▼前回の記事:未経験からマーケターになって成長した過程や意識していたこと
結論:展示会ブースは細かい修正や営業部との連携が重要
突然ですが、皆さんの中で「展示会ブースのデザイン」はどのようなイメージでしょうか?
「展示会によって来場者も違うし、ブースデザインはそのままでいいんじゃない?」「目立てば目立つほどいいんじゃない?」という感じがします。
ウマも、ブースデザインは他社よりも目立った方が良いし効果のあったデザインは継続する方が良いと思っていました。
しかし、山田さんにインタビューをして学んだことがあります。
ということで今回は、展示会担当者に聞いたブースデザインを改善する上での着眼点や、レディクルの展示会ブースの変革を書き残しておこうと思います。
具体的には、
◎展示会ブースのデザインで意識していたこと
◎営業部との連携方法
を中心にまとめます。
〇展示会担当者の方(特に、BtoBの営業会社など)
〇BtoBのマーケティング関係者の方
などの皆さまに少しでも有益な情報をお届けできたら、嬉しいです!(本当は秘密にしておきたいところですが🤭)
展示会の目的
そもそも展示会の目的とは?からお話します。
①新規のリード・商談を獲得すること
展示会に出展する目的の1つは、新規のリード・商談を獲得することです。
展示会は、3日間で約1万人以上の方が来場します。展示会に情報収集で足を運んでいる多くの来場者と接点をもつことができるため、リード・商談獲得につなげることができます。
また、展示会では特定のテーマが決められています。そのテーマに興味・関心がある方が来場するため、自社の製品やサービスに興味を持ってくれる可能性が高いです。そこで、来場者と名刺交換をすることによって見込み顧客の情報を取得できます。
こうして展示会で得た新しい接点を活かして、商談や受注を獲得するためのきっかけづくりを目的としています。
②企業やサービスの認知度向上
先ほどもお伝えしましたが、展示会の規模にもよりますが3日間で1万人以上の来場者が訪れます。来場者のほとんどは展示会で情報収集や市場調査を目的として訪れています。
展示会ではその来場者に、自社の商品やサービスを知ってもらうきっかけにすることが可能です。その場で商談につなげられなかったとしても、ブースやパンフレット、会社名や商品・サービス名を目にしています。
名前を覚えて認知してもらうことで、今後の新規開拓の営業活動がしやすくなります。
③既存顧客とのエンゲージメント向上
展示会は、新規顧客を獲得することに繋がりますが、既存顧客との関係を深める場にもなります。
既存顧客と直接会って話をすることで、関係性の向上や新たなニーズの掘り起こしなどを自然な形で行うことができます。また、既存顧客の知り合いの企業を紹介いただき、新しい商談が生まれる可能性もあります。
展示会に既存顧客が足を運んでくれるよう、展示会の会期前にメルマガで出展することをお知らせする等、工夫する必要があります。
レディクルにとって展示会は収益性が高い施策の1つ
弊社が運営するレディクルは、前述の「①新規のリード・商談を獲得すること」を一番の目的に置き、年間10回以上の展示会に出展しています。そして展示会からのべ1万件以上のリードを獲得し、アポ率は最大23%と非常に高い成果を残しています。
その裏側には、営業部との密な連携があったり、デザインブースを工夫していたりと意識しているポイントが複数あるので、今回はデザインブースについてお話できればと思います。
そもそもなぜ、ブースデザインやレイアウトが重要か?からお話します!
展示会ブースのデザイン・レイアウトの重要性
集客効果・顧客行動を左右する
ブースのレイアウトは、集客効果に大きく影響すると言われています。
例えば入口を人通りが多い通路側に配置するかで、ブースへの足の踏み入れやすさが変わってきます。
会場内でのブースの立地や来場者の動線を考慮して入口やディスプレイを配置することで集客効果が変わるため、ブース作りにおいてレイアウトは非常に重要なポイントです。
また、展示品が見やすく、かつ過ごしやすいレイアウトを意識することで来場者のブース滞留率が上がり、商品やサービスへの理解も深まることが期待できます。
その他、競合企業との差別化を図れるよう自社らしさを取り入れたデザインで来場者の目を引くブースを目指すことで社名や企業イメージが印象に残ります。
このような内容を踏まえて、実際にレディクルはどのような改善を図ったのでしょうか。厳選した3つの改善点とポイントをご紹介します。
レディクルブースの変革
改善①:造作の配置を大胆に変更
📍2023年12月コンテンツ東京にて
改善ポイント
ねらいは、『レディクルの営業力を活かすための構成にする』『目立つデザインにすることで、ブースに興味を持ってもらえる来場者を増やす』でした。
レディクルの強みは、営業メンバーが来場者に積極的に話しかけにいくことで多くの新規リードを獲得できる点です。そのため『営業メンバーがいかに来場者に話しかけやすいレイアウトか』が非常に重要になってきます。弊社では展示会が終わるごとに営業メンバーと振り返りMTGを行っており、ブースに関することもヒアリングしています。
来場者が入りやすい動線にすることも重要ですが、当日参加するスタッフが声をかけやすいレイアウトにすること・参加するスタッフと連携をとり最善を尽くしていくことが大切だと思います。
実際に構成を変えたことで、営業メンバーが動きやすくなり、2023年12月までの過去の展示会で歴代最高の名刺獲得数を達成することができました✨
また、真ん中の造作に事例を掲載したことで、通路を通る人の目に留まりやすくなり、集客につながりました。試行錯誤した結果、このレイアウトが1番効果が見込めたので、展示会造作の基本の型になっています。
改善②:他社と差別化できるデザインに変更
📍2023年8月DXPO/2024年7月DXPOにて
改善ポイント
ブースの赤い部分を増やすことでブースを目立たせ、上部のパラペット(帯)の赤い部分を幅広にすることで、遠目でも目立つようにしました。
DXPOはブースの構成がパッケージで指定されている展示会で、2023年8月の出展の際に他社との差別化ができなかったことが課題でした。
そこで課題を改善するべく、会場内を見ると目立っているブースは「ブース内の色の割合が多い」ことに気が付きました。そこでキャビネットの面の色を変更、パラペットのデザインを変更しました。
実際にデザインを変えたことで、他社のブースとの差別化ができブースが目立ち集客につながりました。展示会の規定が厳しいほど、他社との差別化が難しくなりますが、その中でもデザインでどこを工夫できるかを模索することが非常に重要だと思います。パッケージブースは出費を抑える企業が多いからこそ、少しの工夫で目立てるようになります💡
改善③:LEDライトパネルで集客力を更にアップ
📍2024年6月業務改革DX EXPOにて
改善ポイント
よりブースを目立たせるためには、どうしたら良いか?を考え抜いた結果、『LEDライトパネル』を使用して、より目立たせることにしました💡
LEDライトパネルは、人々の視覚に強く訴えかけられる点が特徴です。 紙媒体と比べて視認性が高いため、来場者により強く訴えかけることができます。 また、LEDディスプレイは一般的なディスプレイに比べ、圧倒的に明るいため、他社との差別化にも繋がります。
このように変更したことで、ブースの見栄えが良くなりお客様から反響もありました!この造作をお客様の目に留まるデザインにしたい…新たなデザインに挑戦してみたい…そんな方には特にオススメです!
まとめ
ここまでお読みいただいた皆さま、ありがとうございます!
展示会ブースは、来場者にとって目の引くデザインや装飾で訴求すること・当日参加するスタッフが動きやすい動線にすることの両輪がうまく回ることで初めて効果が期待できます。
ウマもインタビューを通して改めてPDCAを回してブースデザインやレイアウトを考えていく必要があると感じました✏
そして今回は、弊社の展示会ブースの変革を綴らせていただきましたが、まだまだ弊社もトレンドをキャッチアップし、営業部との連携を更に強化し改善を図る予定です💪
ここまで読んでみて
『既存の企業もいるけど、新しい提案も受けてみたい!』
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