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#3 【不安解消法】見えない悪意をかわす

こんにちは。限界先生です。
今日は不安解消法について話します。


私は、自己紹介にも書きましたが、かなり不安症で傷付きやすいです。
おそらくHSPなのではないかなと思います。
そこで今日は私が出会った、「見えない悪意をかわす 不安解消法」を紹介します。

不安とは


不安とは、「明確な対象をもたない怖れの感情である」と定義されています。つまり、ある人に漠然とした危険が迫り、自分がそれに対処できないかもしれないと感じたときに、生まれる感情であると言えます。

一般社団法人うつ病センター

不安とは、ある出来事や状況について心配、緊張感や恐怖を感じることです。ストレスに対して不安を感じることは、ふつうのことです。しかし、不安がコントロール困難で日常生活に支障をきたす深刻かつ継続的な問題になる場合があります。このような問題を抱えているならば、不安障害と言えるでしょう。アメリカでは毎年、成人の約19%が不安障害にかかっており、推定31%が生涯のいずれかの期間で不安障害にかかっているとされています。

厚生労働省 eJIM


つまり、「なんか分かんないけど、モヤモヤする。」状態のことです。
人それぞれ、性格や感じ方は違うので、私にはモヤモヤする出来事でも、あなたにはモヤモヤするほどでもないこともあるでしょう。
しかし、多くの人は生きてきて「モヤモヤする=不安になる」経験をしたことがあると思います。
成人では不安障害になる人も増えており、私も道で人とすれ違うのが怖くて、散歩にいけなくなった経験があります。

「見えない悪意とは」

「見えない悪意」とは、確信はもてないけれど、自分に向けて悪意が向けられているかもと感じる出来事のことです。
私は、「見えない悪意」を感じると、不安になります。

例えば、
「人とすれ違うとき、その人があえてぶつかってきた気がする。」
「店員さんが、私に対してあえて適当に接客している気がする。」
「コソコソ話が、全て自分の悪口に聞こえる。」などです。

「そんなこといちいち気にしてたら生きていけません!」と言われれば、その通りだと思います。
私も毎日楽しい気持ちで生きたい気持ちでいっぱいです。
でもそのような場面に出くわすと、私はグルグルそればかり考えてしまうことが多いのです。

不安解消法

そこで、たまたま書店で見つけた本で知ったのが、アドラー心理学の「課題の分離」という考え方です。
アドラー心理学については、たくさんの書籍が出版されていますが、今回私が読んだのは、「今さらだけど、アドラー心理学を実践してみたらすごかった! 普通の会社員が人生を変えた12ヵ月」です。
その中に紹介されている「課題の分離」について、自分なりの解釈をまとめました。


ご存じの方も多いと思いますが、「課題の分離」とは、自分が不安に感じた出来事の「事実」にだけフォーカスする考え方です。

例えば先ほどの、「人とすれ違うとき、その人があえてぶつかってきた気がする。」で考えてみると・・・
事実は、「人とぶつかった」だけです。
そして、自分の意志や行動で、相手がぶつかってくることを防ぐことはできません。
しかし、そこに自分の「痛い」、「ムカつく」、「わざとぶつかってきた気がする」などのいろいろな感情をトッピングして、不安を作り上げていたわけですね。
事前に予測して避けるとか、空いてるルートを選ぶなどの対策だってできたかもしれません。

ぶっちゃけ、「相手がどんな感情でぶつかってきたかは調べがつきません。」
もしかしたら悲しいことに、その人も直前に誰かにぶつかられて、誰かにやり返してやろうと思っていたかもしれません。
不特定多数がすれ違う街中で、見ず知らずの人に狙い撃ちでぶつかる理由を探す方が難しいです。
仮に理由を知りたいと思い、その人を追いかけて「今どんなつもりでぶつかったんですか。」なんて聞きでもしたら、理由を知れたとしてもその労力はとても大きいものになるでしょう。(笑)

つまり、「ぶつかってくる人自体はどうしようもできない。」のです。
どうしようもないことをずーっと考えていても、どうしようもないので、そんな時は楽しいことを考えます。(私なら、妄想で温泉に浸かります笑)

まとめ

ポイントは、
①感じた不安の事実だけを抜き出す。
②その事実は、自分の意志や行動で解決できるものか考える。
(他者が起こした行動は、正確な理由も分かりませんし、私はほぼどうしようもできませんでした。)
③次、自分が不安にならないための対策を考える
④楽しいことを考える。切り替える。
(私が切り替えるときに使う言葉は「それもよし。」です。)

今回は、「見えない悪意」に対する不安解消法として、アドラー心理学の「課題の分離」を紹介しました。
もし、「見えない悪意」(不安)に出くわしたときは、思い出してみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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