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【児童書】『それで、いい!』を読んで、我が家のできごと&自分なりに書けばいいこと 思い出す。

こんにちは。しぃーぺと申します。

本日は、次女が、学校の図書館で借りてきた児童書に、とても励まされたので、その本の紹介と、我が家の出来事を思い出しましたので、そのことについて書きたいと思います。

まずは、我が家の次女が借りてきた本がこちらです。↓

『それで、いい!』
磯みゆき作・はたこうしろう絵

簡単に本の内容を紹介します。

◆本の内容

きつねは、絵を描くのが、とても大好きでした。
しかし、きつねの絵に対して、森の仲間たちが、好き勝手に色々と言ってきます。

それを聞いて、きつねは、他のみんなから、認められるような絵を描こうとします。

しかし、描くのが大好きだったきつねは、前のように絵を描くことを楽しめなくなってしまい、描き方さえも忘れてしまいます。

そのきつねに、友だちのうさぎが、うさぎの行動と言葉で、きつねに想いを伝えます。

そのことによって、きつねは、描くのが大好きだった自分の心を思い出します。

私もnoteを書いていて、評価を気にして、いい文章を書かなければと思って、書けないという経験を何度もしています。

そんな時、我が家の娘たちが、彼女たちのやり方で、色々教えてくれていたことを、この本を読んで、私は思い出したのでした。

我が家の「それで、いい!」についての話。

◆長女うさぎちゃん
私は、noteを書いた後、娘たちが希望すれば、読み聞かせをしています。
先々週、PCに向かいながら、私が叫びました!「書けた!!」
すると、娘たちが、「読んで!読んで!」と言って、長女は、私の隣に、次女は、私の足の上に座って、読み聞かせが始まりました。
ちなみに、その時読んだ記事は、こちらの記事です↓

読んでいるうちに、私は楽しくなって、登場人物に合わせて、声音を変えて、抑揚をつけて読んだりしていました。

すると、そんな私の姿を見ながら、長女が、聞きました。
長女「お母さん、書くの楽しい?」
私 「うん。うまく書けた時はね。」
長女「良かったね。お母さん、読んでる時も楽しそう。」

ただ、その後、1週間程・・・
文章が上手くかけず、ソファに座りながら、ため息をついている私に、長女が聞きました。

長女「どうした?」

私 「いや〜、やっぱり文章が上手な人って、沢山いるんだね〜。お母さん、最近、うまく書けないし、なかなかスキ♡やフォロワー増えないと、やっぱり、気持ち落ち込むね。」

長女「そっか。でも、お母さん、誰かに評価されたくて、書いてるわけじゃないんでしょ?自分が書きたくて書いてるんでしょ。

さすが、長女するどい!
「That's right!おっしゃる通りです!」

つづいて・・・

◆次女うさぎちゃん
もともと、「それで、いい!」の本は、次女が、学校で図書の時間に借りてきてくれた本でした。
「今日は、この本借りてきたよ!なんか、絵がかわいいの。前に、借りた本と同じシリーズ!」

ちなみに、前はこちらの本を借りてきました。

「あ!これね!『みてても、いい?』もスキだったけど、今回は、どんなお話かな~?」と言いながら、私は、ページをペラペラとめくっていきます。

すると、いつの間にか、夢中になって、読むのが止まらなくなり、あっという間に読んでしまいました。
そして、涙が出てきました。

「この本、借りてきてくれてありがとう。
今のお母さんにとって、とても元気がもらえた本だよ」
と、次女に伝えました。

すると、次女は
「良かった」と言いながら、本をジロジロ。

「◯◯ちゃん(次女)も読む? お母さん、読もうか?」と聞きます。

しかし、次女は、私の質問には答えず・・・
ランドセルなどが置いてある自分の棚に向かい、
ガサゴソ。
「あった!」
スケッチブックを持ち出してきて、
私に聞きます。

次女「クレヨンどこだっけ?」
私 「え、あそこの引き出しにあるよ。」
次女「あったあった!」

先ほど読んでいた本を裏返して、床に座り始めました。

「それで、いい!」の裏表紙

次女「りんご、描きたくなった。

そういって、本の裏表紙に描かれたりんごの絵↑を真似して、描き始めました。

次女「できた!!」
見て見ると、ただ、真似するのではなく、自分のオリジナルの絵も添えてありました。
私 「上手!しかも、お花も描いたんだ!いいね!」というと。
次女「うん!だって、りんごだけだと寂しいと思って!」

そして、満足そうな顔で、こちらを見て、言います。
「お母さん、写真、撮っていいよ!クレヨンも、この絵に使ったクレヨンだよ。」と。

そうして、撮った写真が、こちらです↓

次女が描いた絵とクレヨン


長女は、言葉で。
次女は、行動で。

それぞれのやり方で、私に、自由に表現していいことを教えてくれます。

私は、まるで、この本のきつねになった気持ちになりました。

ありがとう。我が家のうさぎちゃんたち。

児童書が教えてくれる。
周りにいる家族が気づかせてくれる。

新しいことにチャレンジしたものの、うまくいかないと悩んでいる方、表現することを迷っていたり、立ち止まっている方に、是非、読んでいただきたい1冊だと思いました。


本日も、最後まで読んでくださってありがとうございました。

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