淺原 裕一郎
触診について動画を交えながらお伝えします✨触診は治療技術の基礎力で、学べばきっと臨床の面白さが出てきます😆触診レシピのマガジンでは、少しでも多くの方に『臨床って楽しい』という想いが芽生えて、臨床での『成功体験』のお役に立つことを目標にしています✨
先日、キングコング西野さんのサイン付き絵本「えんとつ町のプペル」を甥っ子たちにプレゼントしました( ´ ▽ ` ) まだ小さいから絵を楽しんでる印象なんだけど、食い入るように絵を見つめてる姿を見ると早く読み聞かせをしたいと思う、32才の今日この頃笑 さて、今回は胸郭出口症候群(以下TOS:Thoracic Outlet Syndrome)について! TOSは学校の授業でも習う症候群。習う内容といえば、3つの絞扼部位・絞扼されるもの・整形外科的テスト・問題になる筋・国試で
スポーツや交通事故後に脳震盪症状が出ている人は多い。 スポーツでの脳震盪だと、80%の人は7~10日で自然に良くなっていくけど、20%の人は3週経過しても治らず、ときには5年経っても治らない人がいる。 交通事故後でのむち打ちでは、発症時の疼痛・障害が3ヶ月後に回復するのが1/3、軽度残存するのが1/3、残りの1/3は重度の症状が持続 脳震盪はスポーツだけではない。交通事故を起こした人はほぼ必ず病院やクリニックにやってくる。だからスポーツリハビリに携わっていなくても、整形
交通事故やスポーツ中の脳震盪後では吐き気やバランス感覚の不良を訴える人が少なからずいる。反対に訴えはなくても、細かくみていくと何かしら気になることが出てくる。 この記事では今まで書いた視覚・前庭に続いて、バランスをコントロールする3要素のうちの1つ、体性感覚を頸部から考えていきます✨ 頸部からの感覚頸部に異常があると、眼球運動障害・バランス能力の低下・固有受容器からの情報にエラーが起こりやすい。 なぜ、頸部に問題があると上記のような問題が生じやすいのか。それは、頸部・前
みなさん、嬉しいツイートありがとうございます✨ ツイートを拝見するたびに、活動を続けられる元気をもらえます^ - ^ 👇ここから本文にはいりまーす👇 Forward Head Postureの人に対して後頭下筋群へアプローチすることって、鉄板中の鉄板です。 ただ、そのアプローチがより適切にできているか、今一度立ち止まって一緒に考えてみませんか?✨ 後頭下筋群の解剖学的おさらい後頭下筋群は4つの筋の総称 ❶大後頭直筋 ❷小後頭直筋 ❸上頭斜筋 ❹下頭斜筋 プ
前回のバランスと前庭に引き続き、今回はバランスと視覚について! ビジョントレーニングが流行ってるように、近年は眼の大切さが注目を浴びてる。 ただ、どんな実技でもそうだけど、やり方だけを真似て臨床をするのはあまり好きじゃない。 運動・解剖・生理学的になぜその実技が◉◉の評価やエクササイズになるのかを理解しながら実践できたとき、何より自分自身が楽しい! 前庭についてはこちらの記事をどうぞ✨ 視覚と経路いまさら言うまでもないですが、視覚=視力な〜んてことはナシ。 視覚の
みなさん、ありがとうございます✨ 👇以下、本編です👇 バランスを取るためには3つの要素が必要 ❶視覚 ❷前庭覚 ❸体性感覚 これは授業でも習うところ。人はバランスを保つために約70%ほどを視覚に頼ってるんですよね。 だから、若い人でも目をつむったときや高いところに立ったときにはバランスを崩しやすいし、高齢者では夜中になると周囲の状況をはっきりと見ることができないから転倒リスクにもつながる。 リハビリはどうしても体性感覚や筋力ばかりに意識が向かいがち。でも、視覚
以前にこんなツイートをしました ただただ、自分が臨床しててふと思ったことを調べたいから 感覚的に良いんだろうなで終わっていると、言語化する作業を怠ることになる。そうなると、その方法で治らなかった患者さんが出たときにフィードバックも改善もできない。 何より、仕事にしている領域で言語化できないっていうのはどうなんだっていう。 そんなこんなで、烏口鎖骨靭帯と結滞動作・1st外旋に関する記事です 烏口鎖骨靭帯の解剖と役割〜CCメカニズム〜烏口鎖骨靭帯はその名の通り、烏口突起
外側側副靭帯と外側縦アーチ足関節の外側側副靭帯は、もう言わずもがな。 ・前距腓靭帯 ・踵腓靭帯 ・後距腓靭帯 内側と外側の靭帯は、内側の方が発達しています。荷重時に内側にストレスがいきやすいからですね。 そんな強度が弱い外側側副靭帯の中でも、前距腓靭帯が最も脆弱と言われています。 関節の構造的には ・外果は内果に比べて遠位にある 関節の運動学的には ・内反=底屈+内がえし+内転 ・外反=背屈+外がえし+外転 このような特徴があるので、足関節の内反捻挫は起
ローテーターカフの1つ棘下筋 棘下筋は、上部・中部・下部の3つの線維があって、上部と下部は中部に比べて厚いんです 図で示すとこんな感じ。(全部表示されないので、クリックしてください) では、実際に触れてみましょう! 棘下筋と触診 まずは動画でサクッと説明 触診で気を付けたいポイントは2つ ❶筋腹は起始より停止側で太い ❷小円筋と間違えやすい 筋腹は停止側で太いから、当然そちら側で触診は分かりやすい。 停止側から触れるとき、まずは上腕骨大結節を探し当てましょ
今回の触診レシピは、股関節のインナーマッスルである腸腰筋(大腰筋・腸骨筋)について。 臨床でも毎日と言っても良いくらい、よく耳にする筋ですね。 作用は、股関節の屈曲・外旋! 場所は大腿動脈の外側にあるので、注意が必要。触診のときには、合わせてスカルパ三角もイメージできるようにしておきましょう。 スカルパ三角は鼡径靭帯・縫工筋・長内転筋でできてる三角形の形をしたスポットで、大腿動脈・大腿静脈・大腿神経が通ります。 腸腰筋と触診 まずは、触診ノートをご覧ください✨ 大
小趾外転筋の触診と臨床ポイントやっぱり新年は小趾外転筋から始めたかった。だって好きなんだもの笑 渋いと言われることもありますが、僕はいたって爽やかなつもり笑 触診のポイントは小趾外転筋の起始部。踵骨隆起の外側にしか付着してないと思っている方多いと思いますが、内側にもあります。 小趾外転筋の評価と治療・エクササイズ僕のツイートに呼応しての、たくみさんのツイート。 この治療も運動・解剖学を盛り込んだ工夫がされてます。 ポイント❶:足趾は伸展 ポイント❷:徐々に下腿を前
この記事の下書きをしている今日は、2020/1/1の12:36。もちろん8:00のOpenとともにスタバへ。 イベントとか関係ないです。やることはやる。ただ、その後の時間の使い方を普段より贅沢に使うだけ。 イチローと同じようにルーティーンを崩さないことが、継続力の秘訣! はい。そんなこんなで、今回は烏口上腕靭帯について。 触診のイメージを得るためにしたいこと触診の基礎になるのは起始と停止、そして頭の中で立体的にイメージできることが触診を行う上ではとても大切です。 特
みなさん、こんにちは!Twitterでは触診Laboとして、発信をたびたびしていましたが noteではオリジナルの『臨床ノート』と『動画解説』を交えて、改めて分かりやすくお話できればと思います。 その前に改めて自己紹介をさせていただきますね。 僕は2019/12/25時点で理学療法士3年目で、整形外科中心の急性期病院で働いています。 どこにでもいる平凡な理学療法士の僕が、「なぜ触診の発信を始たか」気になる方はぜひこちらをどうぞ笑 小胸筋の触診の概要上の画像はTwit