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るいとも〜類が友をよんだ奇跡〜最終回
エピローグ
数年後。
優子:あ、はらぐちさーん
原口:優子さん久しぶり、元気?
優子:相変わらずってかんじ!原口さんは?
原口:シンガポールの生活に慣れすぎて戻るのちょっと大変かな。
2人はまたあのレストランに入っていく。席に着くと話に花を咲かす
優子:あの後すぐにシンガポール赴任が決まるなんてびっくりした、!
原口:私も。最初は私だけ赴任すればいいかなと思ってたけど、かわいがどうしてもついていくっていうから、全員でシンガポールに行ったって感じ。
優子:向こうでは赤坂くんもお世話になりました
原口:彼、シンガポールにいる間さみしがってたわ。優子さんに会いたいって実際に口には出さなくても気持ちが痛いほど伝わってきた。
優子:私も最初聞いた時はびっくりした。まさか赤坂くんが事業開発のためにシンガポールにいくって話した時は。私も立場が立場だから一緒に行けるのも簡単じゃないし。
原口:優子さんとそれでけんかしたことも話してた。でも最終的には「お互いのためにも仕事頑張る」って言って送り出してくれた優子さんのためにも絶対成果出すって張り切ってた。その時、優子さんってやっぱり強いなって思った。
優子:原口さんだって十分強いじゃない。
原口:私は、たまに1人で突っ走る時あるから。それは強くない、ただの独りよがり。それを止めてくれるようになったのは、かわいと娘の2人。
優子:原口さん家きっと楽しいんだろうな〜!かわいさんが原口さんと娘さんすごい大切にしてるの伝わってくる!
原口:まあそこは否定しないかな。4人で会って結構すぐ後に、かわい、元婚約者の子と再会してたけど、もう何も感じなかったって。
優子:原口さんは正直どう思ってたの?
原口:また前の恋愛思い出すんじゃないかって少し不安だった。だけど、婚約者の子に会う前に、信じてほしいって本気でいってきたからそれを信じた。本当だった。
優子:原口さんでも不安になることあるのね。
原口:そりゃあるわよ。
優子:かわいさんは原口さんのそういうところがいいなってなるんだね。
原口:ふん、、!😳てか、赤坂くんが向こうで寂しがってた分を埋めなきゃだね、優子さん。
優子:そうね、!でも今は原口さんとの出会いを喜びたい。
原口:そうね。
2人が頼んだ飲み物が運ばれてくる。
優子:じゃあ、似てなさそうで似てるもの同士の私たちに乾杯!
原口:乾杯!
完
最後まで読んでくださりありがとうございました!
出会うことのない2人をもし出会わせたらという世界線で作った話でしたが、びっくりするくらい意気投合をして、親睦を深めていました☺️
なんとこの2人の話、続編があるのです!!!!
続編もお楽しみに〜✨
しーちゃん