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21世紀を生きる私へ1
登場人物
曽我のぞみ:女子大生。なぜか同じ夢にうなされる。実は過去の記憶をおぼろげにもっている。
ひまり:のぞみと同期。どこかのぞみと通ずるものがある。
山口さち:のぞみの前世の人。1児の母親。
山口清:さちの伴侶。
宮川:心療内科の先生。のぞみに催眠療法を施して、前世の記憶を最初に聞く人物。
曽我のぞみの家族:母、父、弟がいる
のぞみが訪れる先の人々
プロローグ
のぞみとひまりはボランティア活動に参加している。
のぞみ:今日もがんばる!
ひまり:うん!!がんばろう!!
A:どうしていつも2人一緒に参加してるの?
ひまり:それは、
のぞみ:話すとすごく長くなりますけど、、
A:ええ、そうなんだ。でも聞きたい!
のぞみ:わかった。
のぞみ:これはファンタジーといわれても仕方ない、でも本当に起こった話。
1章同じ夢
夜。のぞみの寝室。ベッドでのぞみが寝ているが何やら夢を見ているようである。
のぞみ:うう、うーん、あついっ!
のぞみは夢から覚める。
のぞみ:またあの夢だ。あの、急に光った後燃えるような熱さに包まれる夢。
のぞみはこの夢を見た後、決まって恐怖感に苛まれ眠れなくなるのであった。今回も同様にこの後朝までほとんど寝付けなかった。
のぞみ:おはよう〜
のぞみ母:またあの夢みたの?
のぞみ:わかる?
のぞみ母:顔見れば分かるわよ。
のぞみ:うん。見た。
のぞみ母:何だろうね、その夢。
のぞみ:昔火事にあったとか?
のぞみ母:まさか。あんた生まれてから一度も火事にあったことなんてないし。ね、お父さん。
のぞみ父:じゃあお母さんのぞみが生まれる前は火事にあったことあるんだ。
のぞみ母:ちょっとお父さん、またからかって。
のぞみ父:ごめんごめん。でも、たしかにのぞみのその夢は気になるな。
のぞみ:うん、まあね。これで何回も寝不足になるし、気分よくないし。
のぞみ弟:のぞみ、夢診断でもすればいいじゃん?
のぞみ:あのね、私は本気で悩んでるの。冗談じゃない。
のぞみ母:夢診断はどうかと思うけど、一度病院で検査とかは?
のぞみ:お母さんは私のこと病気だと思ってるの?
のぞみ母:ちがうよ。だけど、そこまで同じ夢に苦しんでるなら検査とかできればいいなと思って。
のぞみ父:案外ありかもな。夢診断 病院 検査で検索するか。
のぞみ:ちょっと、、!というか、このままだと遅刻する!!とにかく、私の夢のことは私も考える。行ってきます!!!
のぞみは急いで家から出て登校する。
のぞみ:自分なりに考えるとはいったものの、答えが出るようなものじゃないしな。
ひまり:のぞみ!!おは!!!まずいまずい、あの教授の授業少しでも遅刻したらアウトだよ!!
のぞみ:うわ!そうだった、今日1限それじゃん!!!まって、ひまり!!!
こういう日常を送る中でのぞみはまた夢のことを頭の片隅に追いやるのだった。
新連載始めました😳
この作品を公開すること作者はとても勇気を出しています。
この作品で触れるものが触れるものだからです。
決して、誰かを傷つけるような意図をもって書いているわけではありません。
ただ、もしかしたら今後意図せず不快な思いをさせてしまう人が出てくるかもしれません。
しかし、今このテーマで作品を作ることに深い意義があると信じて連載を始めます。
次回以降、私がこの作品を作るまでに至った経緯を少しずつ公開していきます。