21世紀を生きる私へ最終回
エピローグ
のぞみ:こういうことがあって私たちは今一緒にボランティア活動に参加してるんです。
ひまり:不思議な話ですけど、私は彼女の話を信じてます。
A:壮絶な過去の記憶なのね。
B:軽々しく聞いてなんかごめんなさい。
のぞみ:もう大丈夫です。やっと前を向けたな〜って感じですけど。
ひまりが清の生まれ変わりだと確信した後ののぞみは気持ちの整理がつくまでにしばらく時間が必要だった。
ただ、よく考えるうちに、前世の記憶を持っている自分だからこそ考えられることがあると思えるようになっていた。
ひまりは話しかけてきた人たちに対して
ひまり:彼女が前世の記憶を取り戻して考え抜いた行動が平和活動のボランティアへの参加だったんです。それで、せっかくなら2人で参加しようってなって。
のぞみ:私たちは確かに21世紀に生まれた。だから21世紀しか生きてない。だけど、そんな私たちだからこそ考えられること・できることはあると思えたんです。それと、過去の私たちが経験したようなことを少しでもなくしたい。
A:きっとその思い通じるはず。
B:自分もさらに考えさせられる。
ひまり:あ。のぞみ呼ばれてる!
のぞみ:ほんとだ!じゃあまた。
ひまりとのぞみは呼ばれた方に向かっていった。そんな2人からは強い決意を感じるのであった。
完
まずはここまで読んでくださりありがとうございました!
この作品をこうして書き終わるまでに、私は自分の無知さと力の無さに、「これ本当に書き切れるのだろうか🤔」と感じたことが何度もありました。
でも、私自身21世紀しか生きたことないけど自分なりに考えたことがあるということを忘れずに、そういう自分だからこそ発信できるものもあると信じて書き進めました✍️
この作品が少しでもみなさんに届けば幸いです✨
次回作も直に公開予定ですのでお待ちください!!
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