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るいとも〜いつでも心はつながってる〜4

4章 こっちもこっちで少しの異変

はんなもコジカフーズで日々懸命に働いている。
そこへ企画部に来客があった。

部長:みんな、集まってくれ〜
はんなも集まる。

部長:今日は以前勤めていた赤坂くんという人が来ています!どうぞ!!

赤坂:赤坂剛です!久しぶりの方は本当にお久しぶりです!初めましての方は初めまして。

部長:仕事が軌道に乗ってよかったな!

赤坂:ありがとうございます!数年前みなさんが僕の決断を受け入れてくれたおかげです!

部長:さて、積もる話もあるがさっそく本題に入る。

赤坂:この度、僕の会社とコジカフーズでコラボをしたいと思ってまいりました!そして企画部のみなさんにも協力していただきたく今日は来ました!

部長:という話だ。すでに林さんからのOKも出ている。それで、だ。このコラボ企画を全員がやるわけにもいかない。だからこちらで人選をした。
(名前が呼ばれていく。)
森田さん。

はんな:え、私!?
部長:そう、森田さん。新人だけど新人だからこその視点で色々考えられるのでないかと思って。

はんな:あ、えっと、はい、がんばりますっ!
赤坂:よろしくね!

はんな:よろしくおねがいします!


はんなは、その日から赤坂のプロジェクトに従事した。はんなは新人故誰よりも一生懸命に取り組んだ。
気づけばはんなと赤坂2人だけとなっていた。

赤坂:森田さんだっけ?もう帰っていいよ〜

はんな:あ、はい!帰ります!お疲れ様です!

赤坂:一生懸命に仕事してくれて嬉しいよ。コラボした甲斐がある

はんな:新人だから当たり前です!

赤坂:優子さんも感心してたよ、新人だけど、いや新人だからこそすごい頑張ってる子がいるって。

はんな:優子さん?
赤坂:林さん。取締役員の。俺と優子さん付き合ってるんだ。

はんな:そうなんですか。ってえ!?!?

赤坂:驚いた?

はんな:ちょっと、はい。

赤坂:年齢関係なく好きになることってあるんだよ。

はんな:なるほど、、!

赤坂:森田さんは?いるの?

はんな:私は、、いないです

赤坂:森田さんみたいに一生懸命で真っ直ぐな子なら素敵な人見つかると思うけどな〜。てかこれセクハラになっちゃう、、!?

はんな:大丈夫ですよ、気にしてませんから。

赤坂:僕もう帰るけど森田さんどうする??

はんな:もうあとちょっとで帰るので、赤坂さん先に帰ってていいですよ!

赤坂:わかった!じゃあまた明日!
赤坂が帰り、はんなは1人となる。

はんな:え、意外なこと知ってしまった。林さん、赤坂さんと付き合ってるの!?
明日から気になってふつうに仕事できないよ、、!

はんなは翌日も平静を装って仕事をしていた。しかし優子を目撃するたびに、赤坂から伝えられた事実を思い出してしまうようになった。
優子は少し様子がおかしくなったはんなに気がついていた。


はんなはひょんなことから林優子と赤坂剛の関係を知ってしまう。
そして、はんなの異変に優子も気づく。
新人2人と管理職2人はそれぞれどうしていくのか(5へ続く)

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