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私のママは27
ひかり:え、ママとパパ!?
たくと:え!?
ひかり:気づかなかったことにしよ。
たくと:う、うん。
原口:かわい、あれひかりとたくとくんじゃない?
勝太郎:あ、ほんとだ。あれが、ひかりの
原口:たくとくん。ちゃんと名前覚える。
勝太郎:あ、どこか行く。
原口:気づかなかったことにするつもりだ、あれ。
勝太郎:いいんじゃない、気づかないふりして、俺たちも。
原口:追いかけたいんじゃないの?
勝太郎:帰ってから聞けばいいだけだし、それに、悔しいけどひかりがあんなに楽しそうならまあ、許さなくなもない。
原口:お前、ほんと分かりにくいし、ボキャブラリーいつも同じ。
勝太郎:そういう原口さんもずっと俺のことかわいとかお前とかばかりだよ。
原口:ったく。そういうところがほっとけないんだよ。
と言ってさっさと1人で歩き出した。
勝太郎:待ってよ、原口さん。
勝太郎は原口の後を追いかける。
ひかり:どこか行ったみたい、よかった〜
たくと:俺ちょっと緊張しちゃった。
ひかり:ママはいいんだけど、たぶんパパが色々うるさくなるかも。
たくと:まじか〜
ひかり:そういうたくとの親は私のことなんていってる?
たくと:お父さんもお母さんも「ひかりちゃんによろしく」だって。
ひかり:そっか、じゃあ私はあんまり緊張しなくていいのか
たくと:うん、、
ひかり:たくと?
たくと:あのさ、ひかり。
ひかり:なに?
たくと:俺たちこれからも会えるかな?
ひかり:どういうこと?
たくと:だって、ひかり、別の中学に行くって、
ひかり:学校違くても家は変わらないから会えるよ。
たくと:けど、部活とかも始まって、
ひかり:そんな、クリスマスの日にさみしくなる話する??
たくと:なんかふと思って。
ひかり:大丈夫、学校違うとか関係ない。
というか、うれしい。
たくと:なんで?
ひかり:だって、もしかしたら中学別々だからそのままってなったらどうしようってちょっと思ってたから。
たくと:ひかりこそクリスマスにそんな寂しい話しないでよ。
ひかり:へへ、ごめん。
あ、そうだ、クリスマスプレゼントもらった?
たくと:俺はこれからかな。
ひかり:私もこれから。
、、、そろそろ帰る?
たくと:そうだね。もう夕方だし。
ひかり:帰るか!
勝太郎さんいい父親ですね🥹
そしてひかりちゃん、実はそんなことをちらと考えていたのですね、!きっと二人は中学生になっても大丈夫!!!(28へ続く)
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この話も残り数回となってまいりました😳
余談ですが、最近また寒い日が続いています❄️私も寒さや乾燥にやられ、久々少し熱を出しました😷
みなさまも体調にお気をつけください🥺