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体の痛みと寝る姿勢は関係あるの?

また少し間が空いてしまいました。


なかなか忙しくしております。


先日お客様から、体の痛みと寝る姿勢は関係あるのかなんていう質問がありました。


基本的に寝方は人それぞれで必ずしも不具合が出るわけではないため、この姿勢で寝たから体に痛みが出るということは言えませんよね。


でも痛みを長引かせないために寝方を改善する必要はあるかもしれません。



たとえば首が痛い人はうつ伏せで寝ないほうがいいと考えられます。


うつ伏せの場合、さすがに顔まで下を向いていることはありませんよね。


その場合は顔は左右どちらかに向いていると思います。


僕が今まで聞いたなかで完全なうつ伏せで寝ている人はただ1人でした。


首が捻れているということは首の筋肉や体にとても重要な「下顎」周辺の筋肉や下顎そのもののズレが引き起こされてしまいます。


したがって首が痛い人がうつ伏せで首を捻ったまま寝ていると、首にさらなるストレスを掛けてしまいかねません。



次に腰が痛い人は、やはり柔らかいマットレスで仰向けに寝ないほうがいいかもしれませんね。


人間の重心は骨盤あたりにあるので、柔らかいマットレスに仰向けになると骨盤が一番落ち込んでしまいます。


そうなると腰が勝手に丸まった姿勢になります。


これが腰回りの結合組織や腰椎骨盤のアライメントに影響を与え、腰痛を悪化させるかもしれません。


横向きに寝るときも同じように腰は丸まってしまいますが、頻繁に体を回転させるためそれが防げるようです。



基本的に座位であれ立位であれ、姿勢を頻繁に変えたほうが種々のストレスは軽減されるため、寝るときには寝返りをより促せる横向きがストレスなく寝られそうです。



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中島太地@身体研究家
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