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白と黒のあいだ



9月16日(月)


今日は夕方、義実家へ向かった。敬老の日ということで訪れたのだが、息子は遊んでいただけだった。私からは日頃の感謝ということで義母さんにマッサージをプレゼントした。お返しに、あれこれ夕飯のおかずをもらった。

義理のおかあさんは出会った頃、すごく厳しい印象があった。「白か黒か」「◯か✖️か」みたいな人だったから、彼女と違ってハッキリものが言えない性格の私は時に、会話に困ったり関係があまり上手くいかないこともあった。(産後は特に)
ただ最近になって私が治療家となり、不調の多いおかあさんのカラダをマッサージするようになってから、互いの印象は少しずつ変わっできたのだと思う。彼女は「白黒」だけで生きていくことが難しいとどこかで自覚していた。「グレー」があることを知って、自分の弱さを許したり、人の間違いを許すようになった。そしてこれまでそういうことを許してこなかったのは、誰のせいでもない。そう言うことが言葉の節々から伝わってきた。
治療中は時折、涙を見せるお母さん。
人は何歳になっても成長過程だと言うことを、日々教えてもらっている。私はお母さんのことが放っておけなくなった。体に触れるってことは心に触れることなのかもしれない。

おかあさんの心遣いでおかずにもらったサツマイモの天ぷらはホクホクして甘くて、あっかい味がした。大切な人にはみんな、いつまでも長生きして欲しいなぁとしみじみ。




夜になり「息子の様子がなんかおかしい」と思ったら案の定、発熱した。今週、わたしの予定は楽しみが詰まっていたのだが、オールキャンセルになりそうな予感。ちょっと泣きそう。(笑)いやいや、息子が元気になることが最優先である。

皆さんもどうかご自愛ください。

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