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#エッセイ
日記の醍醐味は「書けない日」にある
12年日記を書いていると、書ける日もあれば、書けない日もある。当然のことだ。日記の醍醐味とは、この「書けない日」にあると、最近思っている。
最初の頃は、数日書けない日が続くと、なんとなく後ろめたい思いにとらわれてしまっていた。その頃のわたしは、今よりだいぶ真面目だったのだろう。書けないということは、根本的に向いていないのでは?と思うことすらあった。
しかし、この「書けない」が、とても重要
Raymma Magazine|8月12日号
ごあいさつ 残暑お見舞い申し上げます。
とても暑い夏ですが、いかがお過ごしでしょうか。昨年の8月は、Raymmaはサロンの整備・改装に集中していたころでした。そこから1年未満で、アートの方向に向けて大きく舵を切るとは、まったく知らずに。
現在セラピーはお休みさせて頂いておりますが、個人的にセルフメンテナンスを兼ねて、ここまでに学んだことを、基礎から復習する日々です。すると、かつては気づかな
身辺を20字で表現してみる。
1日ひとつ、身辺のよしなしごとや、小さな気づきを20字で書く試みをしている。先日書いたのは、こんなこと。
「おいしいものを生み出す人は世界を変える。」
おいしいコーヒーを飲むと、それだけで鼻歌が出て、たのしくなり、一日を朗らかに過ごせる。疲れ切った日でも、おいしさが体に染み渡った瞬間、元気がでる。ほっこりする。
思いは自分を形作る。それを端的に書いて客観視するのは、けっこう面白い。
【 なつ 】 空中游泳#5
毎日を短パンで過ごしている。どんどん痩せていっているから、長ズボンも短パンもレディースを好んで穿いている。もう少ししたら長ズボンもレディースのSになりそう。どこまでぺっちゃんこになるんだろうか。
靴は履かない。もっぱらビーサンだ。いろんなサンダルを試した。雪駄も下駄も。その結果、私にはビーサンが今のところは一番しっくりくる。
上半身はアトリエでは裸。なんならパンツ一丁。外でもゆる〜いタンクトッ
【 よろこぶ 】 空中游泳#3
1日でどれくらいうれしいことがあるだろうか。
目覚めて生きてたら、うれしい。家族もみんな生きてたら、うれしい。そこからはじまる。娘が起こしてくれると尚のこと、うれしい。
体の調子がいいのが、うれしい。顔を洗って肌の調子がいいのが、うれしい。朝ごはん用意してもらえて、うれしい。猫がかまってくれるのも、うれしい。娘が遊んでくれるのも、うれしい。嫁さんが文句も言わずに好きにさせてくれているの、うれし
インスピレーションの扉|最近のことごと:2024年7月1日(月) 〜7月7日(日)
この文章を書いた人 Nanako Ijichi|note旅の多い人生。旅芸人として世界各地を廻ったのち、現在のあり方に。 Travel|Coffee|ART|Literary anote.com
【 もぐる 】 空中游泳#2
あたらしく始めたことは、大抵は最初の方は勢いがある。現にこうやって書いている。元来、飽き性なのでよっぽどしっくり来ないことには長続きしない。
「これを続けていればこんなメリットがありますよ〜」云々の類は、まず飽きちゃう。「いつそのメリットは来るんだ?」とイライラしてくるから。
「自然に息をするように出来ること」「無目的なこと」「勝手にやれてつべこべ言われないこと」こういう条件が揃ってくると続け
【 あそぶ 】 空中游泳#1
めっきり活字が読めなくなってきた。老眼とかそういうことではなく、文章が読み進められない。なんだか難解な記号の羅列のように感じるようになってきている。
先日、本屋に行った際に興味関心の赴くままに手に取った。だけど、本を開いてみても全く頭に入ってこない。がんばっても2行くらいで本を閉じることになる。絵本は読めた。ただ、読める絵本とそうでないものがある。
以前はカバンの中に本が2〜3冊入っていて結構