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自己肯定感が低い人ほど無理をしてメンタル壊す

最近のnoteでも
よく書いていますが

メンタルを崩してしまったり
気分が安定しない人の傾向として

・無茶をし過ぎる
・自分のできることを
 過信している
・休まない

という要因があるんですけど

それらの要因の背景には
自己肯定感の低さが
あるんじゃないの?

というお話をします。


◯メンタル疾患は疲労の蓄積で引き起こされる


まず
メンタル疾患は
ある日突然何の前触れもなく
生じる可能性は
あまり高くありません。


急性一過性精神病という
類の疾患も一部ありますが

基本的にメンタルを崩すのは

身体的
精神的
時間的

に余裕がなくなり
疲労の蓄積によって
生じると考えておきましょう。


怪我も似たようなもので
疲れが溜まって
疲労骨折したり
肉離れを起こすように

精神面でも
同じことが起こる結果

うつ病などの気分障害
適応障害を発症する。


そして
どういう人が無茶をしてしまうかというと
自分を肯定できず

・できる自分でなきゃいけない!
・周りから尊敬される人でなきゃいけない!
・周りと比較して負けたくない!
・負けていると周りから思われたくない!

と思うから
自分の限界と向き合わず
もっと頑張らなきゃ!

と思ってしまうんですね。


◯自己肯定感の低さを努力で補おうとする


つまり
ダメな自分や
何もしていない自分を受け入れられない

という自己肯定感の低さ
余計なプライド
無理に身体を動かしてしまう
要因となっているのです。


ここは整理しておきたいんですけど

自己肯定感の低い人は
プライドが低そうに思いますが

完全に逆で

ナルシストほど
自己肯定感が低い

という場合がある。

もっと自分はできるはずだ!
他の人より優れていなきゃいけない!

という思考の人で
私が知る限り
高学歴の人や
スポーツなどで
ある程度の成績を残した人などが
多い印象です。


◯自己肯定感の低さ×責任感の強さがメンタル崩壊を加速させる


それでいて
真面目で繊細で
責任感の強い人は

さらに無茶をしてしまいます。

キッチリし過ぎている人ほど
余計なことまで力を入れてしまったり
努力していること
真面目でいることが
目的となってしまい

上記のような
身体的・精神的・時間的
な労力を費やしてしまうから
です。


責任感が強いから
サボれないんですよね。

いい加減にすることができない。

いい加減は
良い加減〟なわけですから
無理しない範囲で
ちょうど良いくらいに
自分を使えば良いのですよ。


責任感が強く
さらに
自己肯定感が低いと
またさらに自分1人で
どうにかしようと
努力してしまう。

たまには
そういうタイミングも
くるかもしれませんが

そういう緊張状態が続くと
自律神経がバランスを崩したり

多少休んでも
回復できないくらい
疲弊してしまうことがあるんです。


◯自分に向き合って諦めることを決める


闇雲にあれやこれやと
頑張ってもしょうがありません。


まずは自分を過信しないために
ダメな自分を
ちゃんと受け入れる。


完璧な人間などいませんから
50点の自分を
51点にする方法を考えれば良い。

それも毎日じゃなくて良い。

特に
何度もメンタルが不安定になった
経験がある人ほど
無理している自分を
自覚しないといけません


限界値は人それぞれ。


自己肯定感が低い人ほど
こうありたい!
という理想が高い人が多い
から
無理をするので

限界ギリギリじゃなく
余力を少し残した状態で
休みましょう😌

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玲/精神科ナース
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