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精神を病む人、病まない人の違い

私は今日
歯科医院に行ったんですけど
私の仕事の話になり
いわゆる精神病のことについて
歯科医師さんから
いろいろ聞かれたんですよね。


その中で

「どういう人が精神病になるの?」
「精神病にならない人っているの?」

という質問を受けたので
そこで私がどう答えたのかを
共有しようと思います。


◯病まない人はいるのか


確かにメンタルの強弱や
遺伝子として
メンタルを病みやすいタイプの人
そうでない人はいるのですが

大前提として
生涯絶対に心を病まないと
断言できる人は
いないと思います。

本当にどんな人でも
なり得る可能性はあります。


勉強を重ねて
対策の仕方を知っていたとしても
精神科の医師だって
鬱やPTSDになることはある。


私も毎日こうやって
メンタルについて考え
アウトプットしている人間でさえ

なかなか負の感情から
抜け出せないこともあります。

幸い鬱病に至ることは
今はありませんでしたが
今年鬱病を患って
休職する可能性なんて
いくらでもあります。


私の知っている
精神科の男性看護師さんで
見た目は格闘家の
角田信明氏のように
ごつい体型をしていて

声は大きく
細かいことは気にせず
ガハハ!
と笑うようなタイプで
細かいことを
気にするようなこともなく
他人からも愛されるような
看護師さんが

鬱病を患って
休職することがあったんです。

休職する前にボソッと

「俺、ちょっと限界かもしれん…」
「何かおかしいっちゃんね…」

と言ってたんです。
今思えば、精一杯のSOSだったと
思うのですが

側から見て
まさか鬱病を患うようには
当時思えなくて

休職された時は
本当にビックリしたんです。

それ以降
どんな屈強な人で
豪快で
人から愛されたとしても

絶対に病まない人はいないんだなと
思ったんです。


◯病まなそうな人ほどある意味では病を抱え続けているもの


・自分は絶対に病むはずがない
・病む人はおかしい
・気にしなきゃいいのに

など
自分は病まない前提で
他人の病気を語る人ほど
病を抱えている
というケースを
何例か見てきました。


絶対に自分は大丈夫!

と思っている人ほど
自分の闇の感情を抑圧していたり
病んでいる自分を否定していたり
精神病に対する
偏見がそう認識させているだけで

強がっている人ほど
闇の部分を抱えていると
私は思うんですよ。

むしろ
他人事と思わず
こまめにストレス発散をしたり
気をつけかていたり

メンタルを病んでいる人にも
共感する気持ちを向けられる人の方が
健全なんだと思います


風邪や骨折のように
いつ誰が患っても
おかしくないものだと
捉えておいて

こまめにストレス発散をして
溜め込まないようにして
精神衛生を整えていきましょう😌

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玲/精神科ナース
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